
こんにちは、Dancing Shigekoです!
川崎フロンターレがJ1記録となる22戦負けなし。一方、ガンバは監督が交代した初戦を黒星。どこでこれだけの差が出てしまうのでしょう。
さて、本日は書籍『プレゼン力』の目次を紹介します!
[基本情報]
著者:伊藤穰一、山中伸弥
出版社:講談社
出版年:2016年
ページ数:187ページ
[目標]
普段の仕事で活かせる知識を一つ見つける
[目次]
はじめに
山中伸弥×伊藤穰一
世界の中の、ふたりの日本人。国際会議での山中伸弥のプレゼン
研究者の仕事の半分は「プレゼン」。どう伝えるかが重要
第1章 山中伸弥
私の「プレゼン」術 アメリカで学んだこと
研究は半分。残り半分は「どう伝えるか」。アウトプット、発信の重要性
アメリカで学んだ「ビデオトレーニング」。発表も好評も、記録に残す
プレゼンの成功・失敗を決めるスライド。事前の準備で勝負が決まる
発表は「紙芝居」。スライドは、文字でなく絵が主役
絵にしたことをしゃべる。しゃべらないことは描かない
スライドは「連続性」を意識しろ。人生の窮地を救ったプレゼンテクニック
過剰な強調は、逆効果。「たったこれだけ」で人生を変えたポインターの使い方
練習で批評を受けろ。プレゼンは、真剣勝負で練習してこそ身に付く
聴衆を「馬鹿」にするな。聞き手に合わせないお前が「馬鹿」なんだ
何のためにプレゼンするのか?それは、自分のビジョン=目標達成のため
第2章 山中伸弥
どんなプレゼンをしてきたか 「プレゼン」力が切り開いたノーベル賞への道
プレゼンテーション1 奈良先端大面接
プレゼン力で「うつ」状態から脱却。助教授のポストを得る
プレゼンテーション2 新入生リクルート
「プレゼンではビジョンを伝え、夢を語れ」。
窮地から生まれたiPS細胞の発想
プレゼンテーション3 科学技術振興機構・CREST
人生「最大」のプレゼンで、1000万円プレーヤーから1億円プレーヤーになる
プレゼンテーション4 キーストンシンポジウム
人間関係の基本は「プレゼン」力。ライバルとの発表争いで海外人脈が活きる
プレゼンテーション5 iPS細胞研究所設立
再生医療の実用化に向けて。
オールジャパン体制、「駅伝チーム」の結成を
第3章 山中×伊藤対談
TEDに学ぶ「プレゼン術」
TEDとは?
TEDトーク1
ミーガン・ワシントン
「なぜ人前で話す恐怖の中で生き続けられるのか」
山中伸弥が語る「プレゼン」3つの極意
1. メッセージを正しく伝える
2. いい格好をしない。自分の経験を飾らず話す
3. ユーモアを忘れない。自分の本質を出す。聴衆を引き込む
TEDトーク2
伊藤穰一「革新的なことをしたいなら『ナウイスト』になろう」
頭で考えるより体で覚える。ナウイストになろう
まずやってみる。トライ&エラーが大事
BIとAI。僕が大学を出ていないわけ
TEDトーク3
ジョー・スミス「紙タオルの正しい使い方」
難しいテーマをどう伝えるか。観客を一体化させるプレゼン術とは
言葉だけでなくアクション。行動で示し、印象を残せ
第4章 伊藤穰一
優れたプレゼン 伝える技術21
プレゼンのスキルを上げると日常が変わる。世の中が良くなる、楽しくなる
プレゼン内容をどう構成するか?
① self us nowの3つの要素で構成せよ
② 歴史上の名演説を学べ
プレゼンの最初のステップは何か?
③ ビデオはプレゼンのコーチ。見て撮って練習せよ
④ ポイントは慣れること。緊張感をコントロールする
テーマをどう選ぶか?
⑤ 伝えたいことをワンポイントに絞る
⑥ 話が長いと脳は寝る。短く話せ!
スピーチの準備はどうするのか?
⑦ 書く、読む、リハーサルの繰り返しで、まず覚えること
⑧ 覚えた原稿の2割は忘れていい
スライドをどう作るか?
⑨ 自分のためのメモにするな
⑩ 写真や動画を効果的に使う
説得力のある話し方とは?
11 言葉数を減らしてインパクトを出す
12 ウィーク・ワーズを消す
聴衆を引き込むための話し方は?
13 「間」が感情を伝える
14 声の緩急・大小を変える
目線はどこに向けたらいいのか?
15 目線はブロックごとに、一人一人と合わせる
16 目線を合わせるトレーニング方法を学ぶ
身振り、手振りはどうするのか?
17 プレゼンのストーリーに合わせて動け
18 チャピタライジング、体の向きを変える
聴衆の参加意識を高めるには?
19 聴衆に質問する、言葉を言わせる
20 しゃべりながらボディランゲージ
21 プロップ(小道具)を使って印象に残す
第5章 山中×伊藤対談
今を生きる、未来を語る プレゼンでつくる希望
教科書より、まず行動。イノベーションにつながる生き方
否定を頭にすり込まない。過去の情報で動くと未来へいけない
日本の教育に足りない点。権威を疑い、自分の頭で考える
遺伝子工学と生命倫理をどう考えるか。プレゼンテーションの重要性
科学の進歩が速すぎる。サイエンスコミュニケーターの必要性
ビジョンの共有。プレゼンテーションの意義
お利口さんになるな、無茶をしろ。トライ&エラー、失敗したっていい
リスクをどう乗り越えるか。やることのリスク、やらないことのリスク
未来に希望を。ハッピーを「伝える」ために
[注目ページ]
P.90
「計画とリスク管理主義」よりも、「どんどんやって、体で覚える。」//いかに早く初めて、それで結果をまず見る。
まずは行動。頭で考えているよりも先に行動して少しでも進める。その結果から、次のアクションを考える。今やっている課題解決もここに通じるように思う。
[全体感想]
対談形式で進んでいく一冊。比較的読みやすい。時間を作ってもう少ししっかり読んでみたい。
[振り返り]
何か考えがあるならば、まずは行動してみる。プレゼンの内容には直結しないけれど、日頃の姿勢について、参考になる一文を見つけることができた。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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