
こんにちは、Dancing Shigekoです!
まん延防止等重点措置が拡大しています。愛知、埼玉も要請をしていくと、緊急事態宣言の時の状態に戻りつつある感じです。ゴールデンウィークを前に辛い決断です。今年も控えめな連休になりそうです。
さて、今日は書籍『インバスケット読書術』を紹介します!
[基本情報]
著者:鳥原隆志
出版社:河出書房新社
出版年:2020年
ページ数:214ページ
[目標]
複数の本をどのように読み進めていくのが良いのかのヒントを得る。
[目次]
プロローグ 本ばかり読んでいても成功しない
第一章 インバスケット読書術の考え方
1-1 本は読んではいけない!?
読んだだけでは自己満足に過ぎない
1-2 本は読むものではなく使うもの
読書は自分の成長につなげる
第二章 限られた時間で必要な情報を得る本の読み方
2-1 読まない勇気
読めるけれど読まない
2-2 読まない基準
ほとんどの情報は”ノイズ”である
2-3 概算する力
“おおよそ”が分かれば十分
2-4 キーワードだけ抜き出して読む
全部読まなくても分かるコツ
2-5 太字を読む
著者は伝えたいことを強調している
2-6 仮説を立てて読む
もっともらしいことほど疑う
2-7 10ページ飛ばして読む
壁は乗り越えるよりスルーしよう
2-8 「読む」から「引く」へ
本は辞書だと考える
2-9 ”異常値”を探せ
共感できる部分は重要ではない
2-10 自分に置き換えて読む
本の世界と自分の見てきた世界は違う
2-11 本の要約を活用する
外部の助けを借りる
第三章 無駄なく良書にたどり着く本の選び方
3-1 ベストセラーは読むな!
自分に必要な本を選ぶ
3-2 「誰が書いたか」は重要
実績のある著者か確認する
3-3 ”運命の1冊”を探さない
効率的に目当ての本に出合う
3-4 本は効果なものほど良いか?
「原価+付加価値」で考える
3-5 古本も悪くない?
安くても価値のある本を探す
3-6 乱読のすすめ
いつもは読まない本を手に取ろう
3-7 本の厚さと内容の深さは関係ない
薄い本も分厚い本も要約すれば同じ
第四章 本の悩みを解決する
4-1 本が読めない理由
読書のための”ゆとり”を持つ
4-2 本にも棚卸しが必要?
読める本の適正在庫数を知る
4-3 手放す本はどうやって決めるか?
自分に合わない本はすぐに処分する
4-4 究極の読書の楽しみ方
本の著書にコンタクトを取る
第五章 無理なく確実に成果につなげる本の使い方
5-1 人に話すことから始める
アウトプットの第一歩
5-2 脱”頭のメタボ”
知識を行動に変えて使う
5-3 文字にして残す
「読書ノート」を作ろう
5-4 本は3冊を3回読む
「3x3読書法」は効果あり
5-5 毎日ブログやSNSを更新する
自己発信力を身につける
第六章 成長し続ける自分でいるための本との付き合い方
6-1 読書も”ほどほど”に
ちょうどいい読書を目指す
6-2 読書のゴールは何か?
自分をバージョンアップする
6-3 本を読むとは自分自身を読むこと
だから答えを探し続ける
column インバスケット読書術に必要な10の能力
エピローグ そして本は必要な人の手に
[注目ページ]
p.73
「何言ってるの?」も思わずツッコミをいれたくなるぶぶんが見つかるほど実はいい
自分の意見と違う部分を見つけれているということで、自分の引き出しを増やすことにつながるという発想。こう感じるためにはあらかじめ自分なりに仮説を持っておく必要もあるので、本の読み方を変える必要があると感じた。
p.100
自分が何いを求めているのか?(問題発見力)
本当にこの本だけで大丈夫なのか?(問題分析力)
全く異なる意見の本も読んでみる(創造力)
問いかけ、行動の中に含まれている力がカッコ書きで説明されているのが良い。自分の行動が一体、どういう力を発揮しているのかを考えるきっかけを与えてくれる。
[全体感想]
じっくりと読みたい内容が多い本。昨日か一昨日に読んだ本にも出てきた内容だけれど、いろんなジャンルに挑戦するのは大切と感じた。ここでは10冊に1冊くらいは違うジャンルに挑戦するって提案されていた。この取り組みは実践していきたい。
[振り返り]
複数の本を同時に読み進めるコツが紹介されているのかと、期待していたのだけれど、一冊の本の読み方のコツ、読書全般に関する内容が中心。太字を中心に他は読み飛ばすという部分は今、現在、私も実践していることで、このやり方は他の方でも提案するものなのだと感じられ、より一層、今の取り組みをしばらく続けてみようと思えた。
皆様も、一度手に取られてみてはいかがですか。
それでは、また明日!
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