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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第3話 頼朝、決意する!

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 娘の時間が合わなくなってきた。。


 今回は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第3話を紹介します!


 前話感想 → こちら


[内容]

#3 挙兵は慎重に

 平清盛は後白河法皇を幽閉する。そして実権を握っていた。

 この事態を受けて以仁王が反旗を翻す。源氏に挙兵を求め、源頼政が協力する。各地に点在する源氏にも挙兵の相談が送られる。頼朝はその依頼を断る。

 以仁王の反乱はあっけなく失敗に終わり、清盛はますます勢いをつけていた。源氏に対する風当たりは厳しくなり、北条に対しても頼朝との絶縁が進言される。しかし時政は一度助けることを決めたからには貫くと、頼朝を保護。そして頼朝は義時と政子から挙兵すべきと説かれ、さらには後白河法皇からの密書を受け取ったことから挙兵を決心するのだった…


[感想]

 頼朝がついに挙兵を決意する一話。

・あくまでも自分の手柄を優先

 以仁王が挙兵をする。そこに頼政が協力する。そう聞いて、自分の手柄にならないのならば協力はしないと決める頼朝。さらには平清盛に死なれては困るとまで考える。この事実だけを見ると頼朝はかなり権力にも執着していたのだと感じる。自らが実権を握れる立場にならないと意味がないと考えるのは、よほど大きな理念があったからなのだと感じる場面。源頼朝が、鎌倉幕府を立ち上げたと、歴史の授業で学んでいたけれど、そこまでの道のりにはこうしたタイミングを見計らう動きもあったと知ったのが面白い。


・決意するきっかけは誤報

 以仁王からの勅を受け取った源氏は全員討伐対象になっていると言う誤った情報が頼朝の挙兵を加速させる。もし、正しい情報が伝わっていたなら、頼朝が鎌倉幕府を立ち上げることはできていたのだろうか。こう言うのを運も味方にすると言うのだろうか。

 誤報(情報を投げた男は間違えたと思っていないのだろうけれど)から歴史が動く。世の中とはそう言うものなのかもしれないと感じてしまう。

・決定打は夢と密書

 この時代は本当に霊が出たのか?生きている人物が夢で枕元に現れる。後白河法皇が枕元で助けを求める。なんとも…しかもかなり形ある感じ。それだけ頼朝が気にかけていたと言うことなのだと思う。結局、頼朝自身がきっかけを探していた。その強い思いが後白河法皇の夢になって出たのだと。

 そして実際に法皇から助けを乞う密書が届く。運命とは嘘のような偶然が重なって起きている。それに気づくか、気づかないか。それが運命を変える人の違いなのかもしれない。日頃から、些細な変化や常に強い信念を持って過ごすことの大切さを学ぶ。


・緑の広がる富士山かな

 飢饉で村民たちが食を大切にしている。そんな生活の様子を遠くに見える富士山と緑豊かな森とが見守っている。そんな印象を与える長閑さ。緑の濃さが、今とはきっと違ったのだろうかな。高層建築のなかったこの時代は、あの映像のように緑が広がっていたのだろうか。昔の自然の多さが少しばかり羨ましく感じる場面だった。


・義時が動く

 ここまで義時はあまり頼朝のことを快く思っていなかったのが、前回の本心を聞いたからか、協力的。どうやったら勝てるのか、そのために知恵を搾る。豪族の納める米の量から村民の数が割り出せる。そこから兵力が予測できると言う。そこまで準備しておいて頼朝が確実に勝てないと挙兵しないと言われた時にすかさず意見を伝える。その流れるような説明を聞いていると勝てそうに思えるから凄い。自信を持って伝えると、勝てる感じがしてくる。何事も自信が大切だと思う。刺激になる場面だった。


 いよいよ挙兵、どんな歴史があったのか興味が続く一話だった。


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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