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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ"青のSP-学校内警察・嶋田隆平-"第2話 マタハラを切る

更新日:2021年3月19日


こんにちは、Dancing Shigekoです!


新五百円玉のデザインが決まった。21年度前半での投入は見送りになり、発行時期はいつになるか分からないけれど、2000年以来の変更、楽しみです。


さて、今日は国内ドラマ"青のSP-学校内警察・嶋田隆平-"第2話を紹介します!


前話の感想はこちら→第一話


[内容]

嶋田が着任してから一週間、その後、大きな変化はなかった。

水野先生の妊娠は順調だった。しかし教師の中には、また生徒の中にも妊娠を快く思っていないものがいて、机の引き出しにハツカネズミの死骸が入っていた。それを見て気絶してしまう。

保健室に見舞いにきた成田は、2組の子が犯人に違いないと行って大林を犯人扱いして教室に乗り込んでいく。その場は先生が割って入って収まるが、翌日、大林の母親が乱入してきて担任の水野に文句を言いに来る。水野は再び気持ちが参ってしまう。嶋田がその母親を退散させ、さらに大林も追い返す。

嶋田は2組の別生徒から、大林がハツカネズミの死骸を入れたのだと聞き出し、嶋田は大林を逮捕する。

しかし水野への嫌がらせは収まらず、水筒に毒物が入れられて、激しい腹痛を起こす。流産は逃れたものの水野は完全に参ってしまう。嶋田はその毒物を入れたのが誰か目星をつけていたが、何人かに確認して、犯人を突き止める。

[感想]

前回の荒れた中学校という感じから一転、ありきたりの賑やかな中学校という感じになる。

それに一週間からなのか、嶋田が校内に溶け込んでいる感じになる。一緒に写真を撮ろうとする生徒も現れるという感じ。何よりも嶋田の様子が交戦的だったように感じた前話から、様子見って感じになっていたのが、前回とは異なる印象を受ける。

妊婦が職場にて、そのことをあからさまに快く思わない校長と教頭の反応。妊娠を祝福してあげられない環境というのは、どういうものなのか。本来なら新しい命の誕生を、みんなで祝福して、温かく迎え入れるのがあるべき姿なのではないものなのか、そのような疑問を感じさせる反応の数々。だからこそ、祝福しないみんなに怒りを覚える大林は、なんとかしようと中学生なりの知恵で行動に出ようとする。実際のところ、マタニティハラスメントが世の中で横行しているのだとしたら、悲しいもの。もっと働きやすい世の中を、と言うことを耳にする理由を理解させるドラマの展開。

そして真犯人が、語る動機。自分の仕事を失いたくなかったから、それだけの理由で流産させようというのは、立派な犯罪。もう少しまともな方法はなかったのか。教員に偽ってなっている時点で、道を間違えているのだから、早いこと正しいみちに導いてあげるべきだったのだろうね。それにしても嶋田がその犯人を逮捕するときに公園の看板をバットで破壊していく姿は、立派な器物損壊。自分の罪は問われないのだなぁと思ってしまった。生徒の暴力などには、すかさず逮捕するのに、自分には甘いという設定は、あまりいい影響ではないように感じてしまった。

マタハラという社会問題を考えさせつつ、嶋田の行動の変化に戸惑う展開。そして1年前の教員自殺の真相という新たな事実が、この全体の展開にどう影響するのか、興味を持たせる1話でした。


皆様の感想もぜひお聞かせください!


それでは、また明日!

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