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国内ドラマ"桜の塔" 第8話 千堂の悪事が加速する


こんにちは、Dancing Shigekoです!


今回は国内ドラマ"桜の塔" 第8話を紹介します!

残り一話まで来ました、緊張が止まりません。


前作の感想はこちら→第7話


続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら


[内容]

 刈谷が千堂を襲う。千堂は傷が浅く命に別状はなかった。そして刈谷の捜索が始まる。クラブSに匿っていると小宮から連絡があり、上條は会いに行く。上條は父の死に関与していることを知って以来、信用していないことを明かす。その時、及川が土門に連絡を入れていた。刈谷を捕まえにきた警察。一足早く刈谷は逃げたが、逃げる途中に何者かに撃たれて死亡する。

 千堂は富樫に再びチャンスをやると言い、証拠の捏造を指示。ところが富樫は実行できず、千堂から見捨てられる、

 その頃、上條は刈谷が隠していたメモリカードを見つけ出してた。その内容から刈谷に千堂を襲うように指示を出していたのが吉永だと明らかになる。吉永は警視総監争いから脱落するのだった。

 そして刈谷殺しの容疑者として蒲生があがった。河川敷で蒲生の指紋がついた改造銃が見つかったのだった。蒲生を逮捕しに行くが逃走。隠れていた廃校に行って水樹は説得を図る。水樹の言葉を信じて、逃走をやめようとしていた時、蒲生派狙撃され、校舎の屋上から転落。意識不明の重体になるのだった。

[感想]

どこまでも卑劣な手を使って権力を守ろうとする千堂を阻止するのに必死な一話。

・とうとう死者が出る

 千堂を止めようとする勢力が増えていく。吉永は刈谷を使う。殺す必要はないと言う指示だったなどと言うことは千堂の知るところではなく、襲われたと言う事実だけが残る。命を狙われたと千堂が感じれば報復出るのも自然の流れ。では、やはり刈谷を殺すように指示を出したのは千堂って事になるのではないか。それでも尻尾を出さない千堂の狡猾さが怖い。そして殺しまでするものなのか。考えてみたら、上條の父親も殺されているのだから、初めてではないのかもしれないが、そこまでするものなのかと感じずにはいられない。

・吉永失墜

 上條は千堂を止めることにのみ必死なのだと思っていた。しかし悪事を働いたものには一律罪を認めさせようとする姿勢が意外だった。吉永が刈谷を襲うように指示した証拠を手に入れた上條は迷わず敵である千堂も交えて、その証拠を吉永に突きつける。この展開は意外だった。千堂を落とすために、吉永に条件を持ちかけるということもできただろうに、真っ向から正々堂々と止めた展開が、あまりにも予想外。

 吉永も思いの外、潔く引いていく。その様子を見ていたら、警察のトップになるために権力を追い求めるうちに、道を見失っていたことに気づいたのだろうかと感じさせる。何かを変えるためにトップを目指す。トップになるためには、多少の悪事に手を染める。その矛盾に心底疲れていたのかもしれないって感じた。

 誰のための権力なのか、そんな疑問を浮き彫りにさせているように思う。

・セカンドチャンスは認められないのか

 そして残念だったのが蒲生の転落。蒲生を犯人に仕立て上げようとしている千堂、土門のラインが憎く思える。蒲生の頑張りを知っていたら、彼を犯人にしようという発想にはなれないだろうに。しかも、逃走中に死亡させて、被疑者死亡で書類送検、捜査打ち切りにしようとしているのがはっきりと見える。何という狡猾さ。

 蒲生の意識が戻って来るのか。彼を犯人にしようとしていることに気づいていた富樫と言い、ここにきていろんな歯車が狂い始めているように思う。優愛は離婚届を上條に渡す展開。どうやら日記には、実際に起きたことを書き綴っていたようだ。離婚届を渡された時に、思いとどまれないのかと聞く様子がどうしても嘘っぽく思えて仕方ない。上條に優愛との結婚生活を望んでいる様子はないと感じるだけに、その発言の真相も気になる部分。

 どうやってこの鉄壁の千堂陣営を潰すのか、どんな結末が待っているのかを期待させる一話でした。

皆様の感想もぜひお聞かせください!

それでは、また次回!

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