こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は国内ドラマ"桜の塔" 第7話を紹介します!
この週末で最終話まで行きたい。
前作の感想はこちら→第6話
続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)
[内容]
上條は捜査共助課に異動していた。実質の降格人事。しかし、上條は気にする事なく、改革派の立ち上げを進めていた。千堂が若槻大臣の信用を失っても、必ず何か次の行動に出ると考えていた。千堂は矢上総監の後押しがもらえるように働きかけを怠っていなかった。
そして事件が起きる。国家公安委員会の委員長も兼務する若槻大臣が狙撃される。捜査上に浮上してきた犯容疑者は元警察の久瀬だった。
久瀬は二十年前に矢上の指示で違法に潜入捜査をしていた仲間の深見を撃った過去を持つ男だった。その潜入捜査の指揮を取っていたのが千堂という構図だった。久瀬が逮捕され、取り調べを受けるが、狙撃は五輪に向けた護衛の課題に警鐘を鳴らすためだったと言う。その供述を崩すために、上條が自ら取り調べに入り、過去の話と結びつけて、千堂から指示された事なのではないかと自供させようとしていた。その証拠となる誓約書の場所を突き止めようと質問を畳み掛けていく。
プロファイルから割り出した場所に水樹を向かわせるが、一足早く富樫に持っていかれていた。証拠の品を千堂に破り捨てられて、万事休すに見えたが、富樫は上條の依頼で本物の誓約書を隠し持っていた。ところが、そこに矢上総監が現れ、事件を揉み消されるのだった。
[感想]
最高権力の前では出来ることは限られていることを見せつけられる一話。
・日記の中身にはどんな事が書かれていたのか
印象に残った場面の一つ目は、上條が優愛に父親の様子を見張っておくために実家に帰って欲しいって伝えたところ。日記を書いているんだと優愛に伝えたのがわざとなのか、それとも本音なのか。そこに書いてあった日記の内容とは何なのか。だいぶ前から書き込んでいる様子を見ると、素直にその日にあったことを書いているのだろうか。千堂が父親殺しに関与していることなども書かれている日記なのか。だとしたら、優愛が見た時にどう感じたのか。
明らかに優愛が見ることを想定した日記の書き方をしていそうに見えただけにその中身がどうなっているのか、気になる。少なくとも日記を見た後も優愛は上條に協力しているのだから、上條が不利になるようなことは書かれていなかったのだとは想定される。
・またしても上條の敗北と扱いなのか
そうやって身内を利用してまで、千堂を追い詰めたのに、最後は矢上総監による揉み消し。20年前の違法潜入捜査が表沙汰になるのを防ぐために、事件を穏便に片付けようと動く。そしてそうなることまでも見越している千堂。
こうやって見ていると、千堂の方がやはり一枚上なのだろうか。常に先を読まれているような感じに見える。千堂を引き摺り下ろすには、千堂側の誰かを寝返らせないと難しいように見えてしまう。
・千堂降ろしの動きが活発になる
では、それは誰か。
吉永、権藤と二人とも上條に協力する形で千堂を引き摺り下ろそうとする動きが加速している。富樫も水樹と仲直りができて、上條に協力する姿勢になってきている。千堂に契約書を渡したように見せておいて、オリジナルを自分の懐に隠し持っておくという、千堂に対する裏切り行為まで見せた。
それでもまだ足りていない。優愛も千堂を見張る協力をしている。クラブMのママ小宮も協力している。では、残されるは誰?ホステスの及川だろうか。それとも水樹の家でバイトをしている蒲生が協力するのか。土門を寝返らせるのが早そうに思えるけれど、果たしてどうだろうか。
千堂を降ろすためにどんな作戦が残っているのか。常に一歩上を行く千堂を倒すためには、もう一つ協力の手が必要と感じる展開だった。
いつも後一歩で交わしていく千堂を上條がどうやって倒すのか、次回も楽しみの一話でした。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
コメント