Dancing Shigeko
国内ドラマ"桜の塔" 第2話 意図的に泳がせる事件
更新日:2021年7月14日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
閉まっているお店が増えて、事前確認が必要な状況がやってきました。
今回は国内ドラマ"桜の塔" 第2話を紹介します!
前作の感想はこちら→第1話
続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)
[内容]
2016年警視正への昇進争いで上條は苦境に立っていた。候補3人の中から2人を選ぶ。対抗は長官の息子 新垣と東大派閥の馳が有利だった。上條は千堂警視監に今、発生している通り魔事件が世間的に話題が出たら、可能性があるか質問をぶつけてくる。話題性が出て、事件解決できたら、有利だろうと千堂も答える。
その直後、芸人のサタンが予言をして、通り魔の犯行を的中させる動画が流れる。一気に世間が注目するようになる中、これまでけが人が出ていなかったが六件目の事件で子供が怪我をしてしまう。
捜査の指揮を執っていた上條に非難が集まる中、千堂は上條を担当から外そうとする。しかし上條は負けゲームはしないと言って、指揮を継続。
そして七件目の事件が起きるとサタンが予想する中、上條が連絡を受けた水樹が犯人を捕まえるのだった。
[感想]
前回に続き、犯人がわかっている状態で、手柄を最後に持っていく手法を取る上條。
プロファイルして犯人を突き止めているにも関わらず、犯人を泳がせておく。さらにサタンに情報を流して、話題を作り出す。という辺り、目的を達成するためには手段を選ばない様子がすごい。その結果、途中まで警視正の候補から離脱しかけていたところを逆転でものにする。
さらに千堂の娘と結婚を前提に交際をしたいと、宣言する流れ。そこに一体、どんな計画が隠されているのか。上條の狙いはあくまでも警察のトップに立つこと。そのために千堂と近い関係になることは、どんなメリットがあるのか。権力争いの戦略が気になってしまう。
今回の警視正レースで脱落してしまった馳。含みがある表情で新垣と今度3人で飲もうって言っていたところも気になる。ここでも不穏な気配がある。
そして一番気になる部分は、今回の犯人逮捕をした水樹。彼女は、上條が犯人を知っていたにも関わらず、犯人を泳がせていたことに気づいてしまう。それを上條も認める。そこまでする理由は上條の父親が残した言葉にあると知って、上條を見逃してしまう。水樹の正義が揺らぐ瞬間。この先、水樹はどうするのか。上條が警察のトップになるために協力するようになるのか。それとも、意地でも止めに入るのか。
最後に上條の父が言っていた”警察に殺される”というのはどういうことだったのか。その事実は語られるのだろうか。
上條の今後の動向が気になる展開が続きます。身を滅ぼすのか、それとも彼の策略通りに警察トップに上り詰めるのか。その時、やろうと思っていたことができるのか、上っていく過程で警察のしがらみ染まって、結局、同じことをするのか。考えだすといろんな方向性を持っていて、どこに向かっていくのか、興味津々です。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!