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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ"桜の塔" 第1話 権力に取り憑かれた警察官の狙い


こんにちは、Dancing Shigekoです!


雨降りの土曜日。子供の野球大会が延期になってしまいました。次回まで楽しみは持ち越しです。


今回は国内ドラマ"桜の塔" 第1話を紹介します!


続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら


[内容]

銀行で立てこもり事件が発生する。しかし上層部ではSATの出動要請に対して、利権争いから出動が見送られる。現場がもたついている隙に犯人は人質を撃って逃走してしまう。

捜査会議で責任が問われる刑事部捜査共助課 課長 佐久間だったが、理事官の上條がその場の矛先を変え、事態を収拾。そして逃走中の犯人捜査にあたらせる。

上條の幼なじみの水城は、彼のやり方に心配を口にするが、上條は気にせず自分の正義を貫く姿勢を見せる。

その晩、佐久間は泥酔して、不祥事を起こしてしまう。事件の捜査の指揮は、上條が代わりにとる事になる。そして、水城と共に容疑者リストの一人 蒲生に探りを入れにいき、犯人であると確信。

凶器を捏造して、蒲生を逮捕し、取調べて自供させるのだった。

[感想]

警視庁の出世争いが主軸のドラマの予感。

警視である上條が警視総監を目指す、そのためにはどんな手でも使う、という構図。

注目していきたいと感じたのは、警察官だった上條の父が自殺した背景と、警視庁の権力とがどのように関係してくるのか。法を犯してでも頂点を目指す上條の本当の狙いは何なのか、そして幼なじみの水城との関係がどのようになっていくのかの3点。そんなこのドラマを通じての展開に期待を持たせる第一話。

内容の方に目を向けて感じたのは、序盤の利害争いの場面。

現場で犯人が立てこもっていて、少しでも早く解決することが大切な場面にも関わらず、三人の警視総監はそれぞれの利権を優先している様子。実際にもこんな感じなのか、ドラマだからなのか。世の中の平和を守る警察、その内部の事情が少しばかり見え隠れ。それがどのくらいの事実なのかに興味が湧く場面でした。

次に影多い上條。麻雀で勝ってもお金を受け取らない、賭博で不祥事なんて事にはなりたくないからと言って雀荘を後にした場面。この展開は意外だった。見るからに悪事に手を染めてそうな気配があるだけに、そのギャップに意外。しかし、予想を遥かに上回る悪という感じも怖い。上司の佐久間を陥れるために、クラブのママと結託して、若い女の子に手を出させたように見せたり、犯人を逮捕するために、凶器を捏造。このレベルでとどまるのかと思いきや、事件そのものを作り出していたのだから驚愕。いつ上條が地に落ちるのか、そんな際どさを感じさせる。

そして出世争いの姿。警視総監の三人のやりとりもそうだけれど、上條と同期の馳、新垣も出世のことを意識した発言があるあたりは警察だからなのか、ドラマだからなのか。実際にどのくらい出世に対して意識して警視庁にいる方々が仕事をしているのか、想像が膨らむ。水城の父も上條が偉くなってと言う話を持ち出す。それに対して水城が警察の中の階級の話とキャリアとノンキャリアの差を説明していた部分は勉強になる。警察官の階級がどうなっているのか、その難しさみたいなものが垣間見えたのは、良かった。

いろんな部分で興味を持たせてくれる第一話でした。今後の展開が楽しみです。


皆様の感想もぜひお聞かせください!


それでは、また明日!

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