こんにちは、Dancing Shigekoです!
週末の時間が過ぎるのは早いです。
今回は国内ドラマ"恋はDeepに" 第7話を紹介します!
前作の感想はこちら→第6話
続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)
[内容]
倫太郎はプロジェクトに復帰したことをチームに宣言して、海中展望台も規模を縮小してでも実現するという。海音が午後に来ると聞いて落ち着かずにいた。
ウツボや他の魚と話ができなくなったことに疑問を感じながらも、海音は研究室に出ていた。午後には蓮田トラストに行く予定でいたが研究室のメンバーは記者が待ち受けているかもしれないからと、外出する時の心配をしてくれる。染谷は女装していくが効果なし。藍花が一緒に周りを気にしながら裏門へと向かうと、倫太郎が車で現れる。
海音を車に乗せた倫太郎は、そのまま遊びに行こうと言って遊園地へ連れていく。今日は休みを取ったからと、存分に遊んでいく。帰ると榮太郎が株を売却したことで家族会議をしていた。一方的に攻め立てる光太郎、なだめる父親、静観する倫太郎、無言を貫く榮太郎。ギクシャクしたまま夜が過ぎていく。
海音の論文が雑誌に掲載され、研究室は大騒ぎになっていた。海音はMr.エニシにたそがれTVに出演して欲しいと相談を受け、みんなに正しく理解してもらうために出ることを決意。しかし、その頃、光太郎が依頼していた出版社が、海音のベトナムでの研究生としての経歴が確認できないと報告していた。
そしてたそがれTVが始まり、海音が厳しく攻められる。そこに倫太郎が乱入して海音を連れ出していく。そのまま星ヶ浜へ向かう。休憩しようとして入ったしおさい博物館で星ヶ浜の人魚伝説を読んだ海音は、みんなを不幸にすると思って海に戻ろうとするのだったが、元の姿に戻れないでいた。そこに倫太郎が駆けつけて止めるのだった。
一方、蓮田トラストでは株を30%以上取得したダニエル・カッパー社が榮太郎を取締役にしたいと言い出していた。
[感想]
関係が近くなった海音と倫太郎に別れの影が忍び寄る一話。
・力を失い始める海音
ウツボと話せなかったのが気のせいだと思って、その日は過ごす海音。ところが次の日も声が聞こえない。いよいよ自分が魚たちの声を聞けなくなっていることに気づく。そして人魚の伝説で、周りを不幸にすると記載されているのを見て、海に入って元の姿に戻ろうとするけれど戻れず、気を失ってしまう。気を失ったときに少しだけ足に鰭ができていたけれど、その鱗もどんどん剥がれて行ってしまう状態。
倫太郎と海音の関係が、単なる別れではなく、命を落とすのではないかと不安になる気の失い方。大丈夫なのかと、不安になってしまう。確実に変化が起きていて、その変化を止めることができずにいる。倫太郎を近くに感じれば感じるほど離れないといけなくなる状況に見えて苦しさが残る展開だった。
・海音を守るために必死になる倫太郎
少しでも長くそばにいたいと思っているのを滲み出す倫太郎。部下もそのことを決して冷やかすことなく、温かく見守っている感じがいい。それに甘えているわけではないだろうけれど、会社の休みを取って、遊園地に行く大胆な行動。予想はしていたけど、遊園地では乗り物で絶叫しまくる軟弱さも見せつつ、常に海音を中心に考えているのが伝わってくる。そんなにも想いを寄せる相手なのだから、二人には幸せな未来があって欲しいと願う。
そんな海音を抽象しようとする人たちに晒されそうになって生放送中の海音を連れ出す強引さ。その後に海音に見せる優しさ。君は何も悪くないと、安心させようと努める。星ヶ浜に連れて行って、自分の止まっている過去を語り、少しでも海音に嫌なことを忘れさせようとしているのが、切ない。
・ついに攻撃の狼煙をあげた榮太郎
株を売却したんだと、藍花に話す榮太郎。その様子はもう全てがどうでも良くなったと感じさせる。兄弟三人で力を合わせて会社を大きくして全国にリゾートを展開することが夢だったと語るが、いつもいがみ合っている光太郎と倫太郎を見て、心底疲れたのだという感じを出していただけに、最後に取締役として推薦されて登場した時には意外。光太郎を除外しようと思っているのだろうか。前回、お気軽なお前はいいよなと言われた時に相当、カチンときている感じがあっただけに、いよいよ反撃といったところだろうか。このお家騒動、どんな結末が待っているのだろう。光太郎が引き下がるのだろうか。三兄弟の行方も地味に気になる。
一気に佳境を迎えた二人。さらには榮太郎が仕掛け蓮田トラストとしても今後が気になる一話でした。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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