こんにちは、Dancing Shigekoです!
20年の出生は84万人でした。5年連続最少。人口が減っていくというのは寂しいですね。
今回は国内ドラマ"恋はDeepに" 第5話を紹介します!
前作の感想はこちら→第4話
続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)
[内容]
星ヶ浜水族館で今と未来を語るイベントが催されることになった。今を担当するのは鴨居研究室、未来を蓮田トラストが担当する。蓮田トラストでイベントの指揮を取るのは倫太郎になった。
イベント会場の下見に星ヶ浜水族館に海音が行くと、倫太郎も現れる。海音と倫太郎はあの後、ほとんど話をせずにいた。海音はイベントの準備をしようと思っていても、倫太郎のことが気になって集中できずにいる。藍花に相談したら、一度2人で会って話をしたら良いのだという。それで、イベントの後に会う決心をする。そう考えていたところに、倫太郎から電話がかかってきて、会えないかと聞かれる。そして2人はイベントの後に会うことを約束する。
そしてイベント当日。海音も、倫太郎も子供たちの心をしっかりと掴むことに成功していた。イベントが終わり、片付けをしていると迷子を探す女性が現れる。海音は魚たちの声を聞いて、見事に女の子を見つけ出す。その様子を見ていた倫太郎はどうしてわかったのかと疑問を投げかけるが海音は答えようとしないのだった。
翌日、海音のところに訪問してくる。海音の家で倫太郎は指輪を見つける。それは亡くなった母のしていたものだという。そして母が死んだのは自分のせいだというのだった。それを聞いていた海音も自分が星ヶ浜で生まれ育ち、守るためにここにいる。後2ヶ月もいられないと話すのだった。
その後、蓮田トラストは星ヶ浜開発についての発表をしていた。発表を担当した光太郎は海底資源の開発にも着手することを宣言する。それを聞いた海音は、すぐに抗議に向かったが、鴨居教授の心配した方が良いと追い返される。慌てて研究室に戻ろうとすると鴨居が記者につきまとわれているところだった。追い払おうとして相手を倒して、怪我を負わせてしまう。傷害で鴨居は警察に連行されてしまうのだった。
[感想]
海音と倫太郎がお互いに秘めていることを明かし近づいていく1話。
・倫太郎の浮き沈み
仕事の話はクールにするが、海音のことを考えると深刻な表情になってしまう倫太郎。たまらず、電話をしようと思うものの電話番号を知らず、部下に照れながらも教えてもらう必死さが面白い。
いざ電話して”俺だけど”というあたりの距離感が興味深い。海音も声から相手が倫太郎とわかるのだから、2人は通じているものがあるのだろうと感じる。
鶴川から、その後、どうなったの?と聞かれ、大慌てになってみたり、海音のことを話し出すと表情が変わったりと、こんなキャラだったかなと、だいぶ最初の頃の印象から変わったように思う展開。
意外だったのは父と光太郎と3人でモノポリーをやっている姿。光太郎と倫太郎の2人だといつもいがみ合うのに、父と一緒だとある一定の距離感を保てるのだから大人だと思ってしまう。
そして倫太郎は海音を訪れていき、自分のせいで母が死んだことを語る。自分が飛ばしてしまったボールを取りに海に入った母親がそのまま戻ってこなかったということなのだろう。その母親の指輪を海音が持っているのを知って、運命的なものをきっと感じたのではなかろうか。
海音のことを聞き、そして光太郎の発表を聞いた倫太郎は、どうアクションを起こすのか。どんな対抗策を出してくるのだろうか、そんな興味を持たせてくれる。
・海音の生態系
一方、海音の方は自分の任務を思い出し、再び星ヶ浜を守るための取り組みに専念するこれまでの姿に戻る。海を守るためにいろんな考えをいきいきしながら話す姿は見ていて気持ちいいものがある。
そんな彼女にとって、今の環境というのはだいぶしんどいみたいで家に帰ってからの伸びっぷりが印象的。足を水につけ、加湿器をかけてゆっくりしている姿が二度ほど登場。倫太郎が訪れてきたときにもその姿で、倫太郎が湿度高すぎないって言ったあたりが印象的だった。95%はさすがにジメジメすぎるように思う。そんな環境で普段、鴨居教授も生活していると思うとすごい協力姿勢だと思ってしまった。
そしてついに海音が倫太郎を助けに行ったときの様子が暴露されてしまいそうな気配が出始める。ユーチューバーMr.エニシの動画に海音の姿が写っていた。海に入っていってそのまま出てこなかった海音の姿がしっかりと残っていたというのだから、意味深。Mr.エニシから世間に配信されていってしまうのだろうか。
・榮太郎の狙いとは
しかし実は、海音と倫太郎以外で今回の1番に気になりポイントは榮太郎。イベントの後に、榮太郎はWEB会議に参会している。そこには椎木も参加していたのだけれど、見るからに怪しい動き。海底資源の開発に関与していそうな気配。
そう思うと、榮太郎が研究室に入り浸って藍花に好意を寄せているように見せているのも全て作戦なのではないかって思えてくるのだから、不思議。かなりおちゃらけ、軽いキャラって思って見ていただけに、ここに来て、急激に怪しい人物リスト入り。藍花に交際を申し込んでみせたのもパフォーマンスなのではないかって思えてしまう。彼女から、有益な情報を引き出そうとしているのだろうという裏を読みたくなってしまう展開だった。
交際を申し込まれた藍花が、海音に付き合い始めたと話していた場面も印象的。海音が魚はつがいになったら、一気にこうだからみたいな話をしているあたりに、海音と藍花の感覚のギャップが見えて、興味深かった。
海音と倫太郎の関係は順調にいきそうな気配をみせながらも、光太郎、榮太郎の2人が影を落としているように感じさせる一話でした。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments