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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ"レンアイ漫画家" 第9話 災難が二人の関係を築き上げる


こんにちは、Dancing Shigekoです!


今日は男子サッカーに、女子バスケ、球技が熱いです。


さて今回は国内ドラマ"レンアイ漫画家" 第9話を紹介します!


前作の感想はこちら→第8話


続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)


[内容]

 刈部まりあが男であると言う噂が瞬く間に広がっていき、ネットでは炎上していた。家の場所も特定され、野次馬が集まってくる。あいこと可憐、早瀬は写真を撮ったりする人たちを追い返すので必死になっていた。後からやってきた向後もまた野次馬を追い払って中に入っていく。

 あいこが刈部を励まそうとしても、放っておいてくれと突き放される。向後は漫画大賞に申し込んだ事を伝えると、向後にも裏切られたと感じで刈部は向後も追い返す。刈部はネットでの書き込みを見てひどく傷ついていた。

 後日、日本漫画大賞の大賞を受賞した報告に向後が再びやってくる。そして向後は昔話を始める。持ち込みでやってきた刈部との出会いから、語り始める。その頃、あいこは二階堂から連絡を受けて会いに行っていた。刈部まりあの正体を投稿したのは伊藤だったと言う。あいこはそれを知り、自分が刈部のことを苦しめていたのだと思い、帰れずにいた。刈部は向後の言葉を聞いて、原点を振り返っていた。そして大賞を受けることを決意。あいこが傷ついているかもしれないと二階堂から知らされ、あいこに授賞式に来て欲しいと連絡を入れるのだった。

 刈部は授賞式で向後、読者、そしてあいこに感謝の気持ちを伝えるスピーチをする。その後、あいこと刈部は二人で帰っていくのだった。

[感想]

炎上騒ぎがあいこと刈部二人の関係を確かなものにしていった一話。

・やはり犯人は二階堂の元カノ

 あいこに逆恨みして、刈部まりあの正体をネットに流す。その行為にショックを受けるあいこ。自分の存在が刈部を苦しめた、そう思った時のあいこの心境は、さぞやり場のない無力感に襲われていたのだと思う。とんでもないことをしてしまったとやり場のない憤りにも襲われているかもしれない。それでも、もう取り返しがつかないと言う事実がズシっとのしかかってきたのではないかと思う。刈部同様に深く傷ついたのだと思う。女の恨みの怖さを感じずにはいられない。まさかこんな形になるとは思っていなかった。


・逆境になったからこそ見えてくるもの

 ネットで炎上して中傷誹謗が好き勝手書き込まれる。それを読んで、自分の読者は本物ではなかったのだと傷つく刈部。正体がバレたからではなく、自分が信じていた読者が、手のひらをあっさりと返したことにショックを受けていたと言うのだから、刈部の読者に対する思いがいかに本物だったかを感じる。それを汲み取っていた向後もさすがと思う流れ。それだからこそ、向後の言葉に刈部は気付かされたのだろうと思う。一部の野次馬なんていなくていい。本当の読者は刈部まりあが誰だろうと銀天を待ってくれていると言う言葉を信じる事ができたのだと思う。それに事実、可憐は常に刈部を守る気持ちを見せてくれていたのだから。その様子も刈部を動かしたのだと思う。

 自分が大切にしていたものが何だったかを改めて刈部は感じる事ができたのだと思う。


・騒動あったからこそあいこと刈部の関係は加速した

 あいこが刈部のことを見守っているのを刈部自身が強く感じたから、立ち直りも早かったのだと思う。そこに二階堂の言葉も加わり、刈部はきっとあいこを失いたくないって思ったのではないかと想像する。交際を調べたらつきあいと出てきて、つきあいと調べたら交際が出てきた、だから今の関係がどう言う関係なのかぎ分からないと言う動きが刈部らしいと思う展開。最後にあいこがその言葉の意味は二人で作ったら良くないかと提案するあたりが憎い演出。この二人には、これ以上、変なトラブルに巻き込まれず長く続いて欲しい純愛さがあっていい。そんなことを感じる流れだった。

 難題を乗り越えて、あいこと刈部の関係が強固なものになったと感じる一話だった。


皆様の感想も是非お聞かせください!


それでは、また次回!

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