こんにちは、Dancing Shigekoです!
とうとう東京五輪、最終日です。女子バスケに最後の金メダルを期待したいです!
さて今回は国内ドラマ"レンアイ漫画家" 第10話を紹介します!
前作の感想はこちら→第9話
続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)
[内容]
刈部とあいこの恋愛生活が始まる。レンは二人の変化に戸惑っていたけれど、付き合いが始まったと知り喜ぶ。可憐も祝福してくれる。刈部とあいこは遊園地に出かけていき、デートを楽しむ。
ところが二週間後、銀天が連載を休載する。可憐は刈部まりあに何が起きたのか向後に事実確認をする。刈部まりあが描けなくなっていると知る。あいこも自分が原因で描けなくなったのだと感じていた。そこに可憐からまりあを返して欲しいと迫られ、あいこは覚悟を決める。
刈部はあいこの誕生日に何が欲しいかと訊いてきていたが、漫画が描けない状態が長く続きとうとう倒れてしまう。あいこは、彼の見舞いをして、そのまま家を去っていくのだった。
[感想]
絶好調からどん底へと浮き沈みの激しい刈部とあいこの関係を描く1話。
・漫画家が描けなくなる時
刈部の中で異変が起きる。あいことの付き合いが始まり、現実社会での幸せが、虚構の世界へのペースを乱す。あいこと食事に行く約束の時も午前中でネームが終わるから、食事に行かないかと約束しながら、実際には全く描けていない状態が続く。そしてとうとう休載。
定期的に続きを描き続けるというのがいかに難しいことか、それをデビューからずっと休載することなく続けてきていた刈部がとうとう途切らせてしまう。その状況を知ったら、かなり危機的なものを感じずにはいられない。
それを肌で感じるあいこも、そばにいてはいけないという結論に達する。
・漫画を描いている刈部が好き
あいこは刈部が必死で漫画を描いている姿に惚れた部分がある。その姿を見ていたらどんどん好きになってしまい、刈部と付き合いが深まれば深まるほど、その漫画を描く姿が失われていくという究極の選択に迫られる。どうも成り立たないみたいと寂しい置き手紙を残して去っていくあいこの心境。その心境が非常に苦しい。なんと辛い恋をしてしまったのか。あいこに幸せな選択の時はやってくるのか。
・刈部の現実は孤独しかダメなのか
漫画家として恋愛を描くためには、現実の恋愛は不要と考えていた刈部。その刈部が恋愛をしたことで漫画が描けなくなる。とうとう幻影が現れて、倒れてしまうところまで行ってしまう。入院して、退院後にあいこがいなくなったことを知り、深い悲しみに襲われる。同時に漫画に対する想いが復活して、すごい勢いで作品を仕上げていく。
恋愛をしている時には描けないものが、失恋した途端に描けるようになる。その事実は刈部に幸せな結末がないように感じさせて心が痛む。刈部は、現実の恋愛と漫画家の両方をバランス取れるようになるのか。
刈部は漫画家としての道を選ぶのか、恋愛を選ぶのか、それとも覚醒するのか、どんな変化が起きるのかを期待させる1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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