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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』SNSの出会いが現実になる時

更新日:2023年5月20日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今年は初詣に行くタイミングが難しいです。人混みを避けられるのが、いつなのか。初詣も予約制になったら人混みの心配はなくなるのでしょうが、少し違和感ですね。


 今日は国内ドラマ『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』を紹介します!


[登場人物]

大桜美々:波瑠

 鐘木パルプコーポレーション健康管理室の産業医。感染症拡大防止のために、会社内の見回りをするが、行き過ぎの行動に影では”健康管理室の独裁者”と呼ばれている。ハンドルネーム草モチとしてネットゲームをプレイしていたところ、そこで檸檬と知り合い、SNSを通じて親しくなる。

 仕事ではかなりきっぱりとものを言う性格の彼女が、恋愛になると奥手になるギャップが意外な印象だった。

青林風一:松下洸平

 鐘木パルプコーポレーション人事部員。語学に堪能で、会社にかかってきた各拠点の心配相談を受けるなど誠実に仕事をこなす。営業部の我孫子沙織と交際しているが、SNSでは檸檬として草モチとメッセージのやり取りをしている。

 やや冴えない印象が強くて、この男性が中心人物と言う設定に最後まで違和感があった。逆にそういった平凡な感じのところを出す事で、日常の中の出来事って雰囲気を作り出していたようにも感じる。

八木原大輝:高橋優斗

 鐘木パルプコーポレーション健康管理室の看護師。仕事では大桜美々の指示のもと行動をするが、恋愛のことになると逆に相談役になる。

 視聴者に向けて話しかけてくる場面が、毎回あるのだけれど、そのためにこの番組は非現実なのだと線引きがされる感じ。この視聴者に話しかける設定がなかったら、このドラマの印象もだいぶ違っていたように感じる。 乙牧栞:福地桃子

 居酒屋おとで父親の仕事の手伝いをしている。八木原の恋人で、自称バカップル。

 自称バカップルと言うだけあって、異次元の存在でした。

我孫子沙織:川栄李奈

 鐘木パルプコーポレーション営業部員。青林の彼女。さっぱりとした性格で、人付き合いが淡白。

 衝撃の電話を受け取った場面が印象的。

五文字順太郎:間宮祥太朗

 鐘木パルプコーポレーション人事部員。青林の相談を受け止める。緊急事態宣言中に、いつも健康を気遣ってくれていた大桜美々に好意を抱く。

 青林と対照的に、とてもはっきりした性格。それでいて、結構自分を抑える事ができる。どちらかと言うと、こちらの方が中心人物っぽい印象を受ける。

朝鳴肇:及川光博

 鐘木パルプコーポレーション人事部 部長。自称昭和のオジサン。仕事に対する姿勢などを部下の青林、五文字に力説するが、プライベートでは離婚して、息子の保と二人で暮らしている。

 真面目なのか不真面目なのか。不思議な感じ。

富近ゆり:江口のりこ

 鐘木パルプコーポレーション健康管理室に嘱託医として勤務。大桜美々の動向を温かく見守っている。

 半沢直樹での白井大臣のイメージが最初の頃はあったけれど、見ていくうちに富近として見えるようになっていた。

[内容]

 感染症の感染拡大を防止するために、産業医として社員の健康を守ると気合を入れる大桜美々。緊急事態宣言で社員が在宅勤務になる中、勧められたネットゲームを試しに挑戦したところ、そこにとても不器用なプレーヤー檸檬が参加していた。気になってSNSでメッセージを送って少し会話をしたところ、それがいつしか日常の一部となっていく。やがてその気持ちが恋愛感情へと変わっていく。ある時、メッセージの中の写真の一枚が鐘木コーポレーションで撮ったと思われる物だったことから、大桜美々は、檸檬が会社の人物だと気づき、誰なのかを探すようになるのだった。その人物とは。。

[感想]

 ドラマと言うと、どこか非現実の生活の一部を切り取っていると言う印象がある。ところがこのドラマはみんながマスクを着用していて、緊急事態宣言で在宅勤務になる設定まであり、実際の出来事がドラマの設定の一部になっていた。その設定がとても斬新。身近な出来事って思わせておいて、実は登場する人物は個性的で独り言(心の声)が非常に多い美々、視聴者に話しかけてくる八木原、そして全体的にどこか演技っぽく見える鐘木コーポレーションの皆様って感じで、やっぱりドラマだと感じる内容。

 SNSを通じて、誰かと親しくなると言う世界観は現実にも起こりそうなだけに、興味を持って見る事ができた。メッセージを送っても、なかなか返事がこない時のヤキモキとしている感じなどは非常にわかるって思ってしまった。

 ジャンルは恋愛ドラマに入る。ドラマ後半はSNSから脱して、現実での交際へと話は切り替わっていくのだけれど、個人的には前半のSNSでのやりとりから、その相手が同じ会社にいると言う流れまでが面白さのピークだったように感じる。逆に言えば、SNSで理想的な関係を築けても、現実社会ではどこか平凡になってしまうものと言うメッセージにも感じられる。

 最終話まで見届けたドラマだったものの、どこか見終わった時の満足度に欠ける部分があったのはそういった平凡さがあったからのように感じる。とは言え、みんな基本的には幸せな結末を迎える事ができていたからよかった。

[各話感想]


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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