こんにちは、Dancing Shigekoです!
23年月9秋ドラマを見終わった。
今回は国内ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』を紹介します!
[基本情報]
企画:成河広明
脚本:徳永友一
演出:鈴木雅之
三橋利行
柳沢凌介
片島章三
監修:古谷謙一(警察)
洋食屋キムラ(洋食屋)
渡邊修(医療)
音楽:佐藤直紀
エンディング:ミイナ・オカべ『Flashback feat.Daichi Yamamoto』
プロデュース:成河広明
制作:フジテレビ
[登場人物]
勝呂寺誠司:二宮和也
麻薬密売組織アネモネの一員。記憶を失っている。
倉内桔梗:中谷美紀
テレビ横浜の報道キャスター。担当番組が打ち切りになる。
立葵時生:大沢たかお
洋食屋葵亭のシェフ。先代から受け継がれてきたデミグラスソースをこぼしてしまう。
[内容]
クリスマスイブ。
勝呂寺誠司は榊原の死体の横で意識を取り戻した。前後の記憶が失っていて、何が起きているか分からない中、警察から逃げていく。
倉内桔梗は担当の報道番組が最終になると知ってやり場のない状況。そんな中、勝呂寺誠司の事件の情報を掴みなんとか報道しようとしていた。
立葵時生は先代からのデミグラスソースが入った寸胴を倒してしまい、葵亭自慢のビーフシチューが作れない危機に陥っていた。店を開けないと考えたが、予約して楽しみにしている客のために開けることを決心して、スタッフ総力で準備を始めるのだった。
[感想]
クリスマスイブの三人の物語を描く作品。
・見せ場はどこだったか
月9のドラマといえば、いつもいいところで終わって次はどうなるのか?と待ちきれない気持ちになる作品が多いと言う印象。特にクリスマスを迎えるこの時期に放送される秋ドラマはそのイメージ。
ところが本作品はどうか?
正直、待ちきれないと言うワクワク感が残るエピソードに乏しかったと感じずにはいられない。この先、どうするつもりなのかな?と言う興味を持つことはできても、早く見たいとまで行かなかったのは、少し残念な月9。
世間での評判があまり高くなかったのも理解できてしまう。
・その中での終盤
前半、勝呂寺誠司の記憶が失われていて、本人は自分が何者か分かっていない。さらに彼を知っていると言う桔梗は、天樹勇太と別の名前を口にする。自信を持って話す桔梗と、ミズキらアネモネのメンバーが言う勝呂寺誠司が同一人物なのか?と言う興味は湧く。
全てを知っていそうな蜜谷管理官の存在や、何か意味深な存在の八幡。この二人がどう関係しているのか、と言う部分が中盤まで気になったのは、良かった点。
そして勝呂寺誠司と天樹勇太の関係が分かった後の展開。次なるポイントは記憶が戻った勝呂寺誠司がどうするのか?と言う点で興味は続く。
ワクワク感はなくても、どうなるのかなと言う興味を持たせてくれたのは、良かったと思う。
・最終的には?
三人の登場人物が最終的には、お互いに何かしら関与し合うのだろうと言うのは想像できていたので、それがどのように描かれるのか、どう関わって終わるのか?その辺りは興味。
ところが比較的ベタに繋がっていったと言う印象だろうか。
他の登場人物たちも、関わりを持って終わっていく。
その展開、もう少し、三人の物語が重なり合う時の見せ方に工夫があったら良かったのでは?と感じてしまった。
例えば、映画『ダンケルク』のようなイメージだろうか?三つの場面が最後合流する時の見せ方みたいな方が良かったようにも思う。
同じ時間軸で三人を描いていったものだから、三人が関わりを持っても、とびっきりの特別感と言い難かった。
制作サイドの意図を十分に感じたと言い難い作品だった。
[各話感想]
第1話 先が見えない逃走劇始まる
第2話 迷走中?
第3話 変化が起きつつある
第4話 3人の関わりが増え始める
第5話 誠司、過去を知る!?
第6話 葵亭で奇跡が起きる
第7話 天樹勇太を知る人たち
第8話 誠司の正体は???
第9話 Black or White?
第10話 どのような結末が?
第11話(最終話) 長い潜入捜査が終わる時
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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