こんにちは、Dancing Shigekoです!
桜の過去が語られるか?
今回は国内ドラマ『GO HOME ~警視庁身元不明人相談室~』第5話を紹介します!
[内容]
#5 壊れた母娘の絆…桜、衝撃の過去!
くも膜下出血で亡くなった女性の身元確認が入る。監視カメラの記録から、身元が高倉桐子とわかる。桜と真で彼女の家に行くと異変に気づいた桜は中へと入っていく。そこで桐子の娘 紀子が自殺を図っているのを見つける。命は助かったものの、母親を毛嫌いする彼女の様子を見て、桜は自分の経験と重なるのだった。
[感想]
桜の過去が明かされるきっかけになる一話。
・母と娘の対立
今回の身元不明人は高倉桐子。彼女には娘がいて、医学部を卒業して新たな道を歩み始めたことになっている。ところが実際の娘の典子は8浪中。そして母親の死に対して、あまり快い印象を抱いていない。快いというか、あまり残念がっていない。その理由は散々苦労させられてきたからだと言う。
母と娘。桜も母親とうまく行っていない。その理由はどちらかというと再婚がきっかけで、自分が愛されていないと感じたからだという。愛されていないと感じる娘たち。こういう構図は多いのかな?なんとなく人ごとではなかった。
・誰のための人生か
紀子は医者を目指すと高校の頃に宣言。父親は無理だろうと愛想を尽かしていたけれど、母親は応援。やがて、その応援が過度なものになり、いつしか紀子は母親が行ってほしいから医学部を目指しているような錯覚に陥る。その結果、十分に合格できる実力を身につけていながら受験当日に途中退席をして、意図的に不合格になって母への復讐を考える。
しかし原点を考えてみると、元々は紀子が医学を目指すといったことがきっかけだったのではなかったか?執拗な応援が時には子供の負担となり、子供はいつしか自分の目指そうとしていた部分がどこだったかを忘れ、親のためと発想がすり替わっていってしまうものなのかもと感じた。
・飛び降りはされなかった?
これまで桜が道路に飛び降りする場面が何度か描かれてきた。最後、飛び降りる瞬間は描かれていなかったものの、飛び降りたのだろうな、と思わせるような描かれ方だった。
そして今回、彼女自身が母親に対して、飛び降り自殺をしたことがあるという。室長も同じようなことを語っている。ただすぐに救急がきて一命を取り留めたと言う感じだった。
ところが本エピソードの一番最後に、ついにその場面が描かれる。すると、飛び降りようとした直前に見知らぬ男性に止められて、飛び降りられずに終わる。そしてその止めてくれた男性は帰りの途中で倒れて亡くなってしまうという展開。
実は飛び降りはしなかったみたい、と言うのが分かったのがスッキリのようで、誰が本当のことを言っていたのか、とよく分からなくなった。
桜がずっと探している身元不明の男性とのエピソードが印象的な一話だった。
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それでは、また次回!
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