こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんな身元不明人を取り扱うのか。
今回は国内ドラマ『GO HOME ~警視庁身元不明人相談室~』第2話を紹介します!
[内容]
#2 遺留品4千万円の謎に挑むバディ!
身寄りのない老人が孤独死をした。4000万円もの現金を残したまま亡くなっていたその老人。綾部雪雄と名前が分かっているものの、本名ではないとみなされ、本当の身元を調べるために桜と真は聞き込みを始める。綾部が持っていた子供の写真を頼りに、家族の捜索を進めて行くのだった。
[感想]
孤独死した老人の身元を調べる1話。
・4000万円の出所
綾部が現金4000万円を残して亡くなっている。そのお金の出所はどこなのか。遺書があるわけでもなく、誰に渡すという手がかりもない。何のためのお金なのか。どうやって手に入れたお金なのか。
時同じくして5000万円が盗まれる時間があり、綾部の関与も疑われる。死んでまで事件への関わりを疑われるのだから、大金の現金というのは怪しいものなのだと思う。それだけのお金だったらどこかに預けておいたほうが、良かったのでは、と思うのだけれど、なぜそうしなかったのだろうか。
・子供の頃の写真から未来予想
綾部が一枚写真を大事にしていた。その写真は40年前に撮られた子供の写真。その写真から、今の顔を予想して似顔絵を作って欲しい、と科捜研にお願いに行く室長。作り出されて似顔絵をもとに捜索すると、見事に発見に至るという流れ。
どれだけ精度良く未来予想図を作り出せるのか。今の生成AIにもそういった未来を予想した画像を出すことができたりするのだろうか、とちょっと違う興味が湧く。今だったら、いろんな人の写真を取り込んで、何年経ったかを入力してあげることで特異点を見つけることができそうな気がする。
ちょっと前に読んだ小説『魔女と過ごした七日間』でも今現在の顔を予測して似顔絵を作り出す、という技術が描かれていたし、かなり現実的な技術になっているのかもしれない。自分の将来の顔がわかってしまうのは、少し怖い気もする。
・生きがいとは何か?
綾部は家族を捨てて一人で過ごしていた。10年経って、やはり家族の元に戻ろうとする頃には、別の父親と過ごしているのを見かけてしまい、もう顔を出すことを諦める綾部。それでもいつの日か、息子にお金を渡そうと、それだけを生き甲斐に仕事に励んでいたという。
直接会って話をすることもできない家族のために働く。それは一体、どういう心境なのだろうか。孤独な感じが半端ない。40年間独り身で、子供のためにお金を稼ぎ続けた綾部の人生を考えると、侘しいというか、人生とはなんなのか、と考えさせられてしまう。
思うところたくさんの1話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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