こんにちは、Dancing Shigekoです!
シリーズを見終わるペースが3ヶ月に1作品のような気がする。。
今回は国内ドラマ『DCU~手錠を持ったダイバー~』を紹介します!
[基本情報]
脚本:青柳祐美子
小谷暢亮
谷口純一郎、小澤俊介
脚本協力:宮本勇人
音楽:木村秀彬
主題歌:Lizabet『Another Day Goes By』(Sony Music Labels Inc.)
エグゼティブプロデューサー:
安倍純子, 安田淳, Avi Nir, Alon Shtruzman, Atar Dekel
Anna-Sue Greenberg, Stephen Greenberg
ゼネラルプロデューサー:貴島誠一郎
プロデューサー:伊與田英徳、関川友理、佐久間晃嗣
共同制作:Keshet International, Facet4 media
製作著作:TBS
[登場人物]
新名正義:阿部寛
DCU隊長。口が悪く、敵を作りやすい。
瀬能陽生:横浜流星
DCU隊員。子供の頃に新名に救われ、慕っていたが。。
成合隆子:中村アン
DCU隊員。ダイバーとしての資格取得を目指している。事故で亡くなった成合淳(吉川晃司)の妹。
清水健治:山崎育三郎
公安一課の刑事。
[内容]
海上保安庁に海の事件の捜査に特化した隊DCUが立ち上がる。新名を隊長に、DCUが動き出す。
[感想]
海猿とは違う系統の海を中心とした犯罪捜査作品。
・海にまつわる事故捜査
水死体が見つかると呼び出されるDCU。第一話は、その実力を存分に発揮した印象が残った。ダムの底を捜索していく。水没した町のかまどの中で死体を見つけるという一連の流れから、海底を捜索する部分に重きを置く作品なのだと期待させる内容。
潜水モノで行くと『海猿』が思い出されるけれど、そことも違う路線の展開に新たな世界観が誕生したと思わせた。
・徐々に犯罪組織がターゲットになる
ところが、瀬能が子供の頃の事故のことを思い出す。鍵を奪ったのは新名であって、成合淳を死なせたと疑い始める。その考えに副隊長の西野も同調。新名対西野・瀬能という構図になっていく。この構図がずっと続くのかと思いきや、さらに展開が一変。
きっかけは成合隆子の殉死。何者かに殺される。直接の犯人はすぐに逮捕されたものの、その裏にブラックバタフライという組織が絡んでいる展開にシフト。さらに成合淳が生きていたという流れ。ここから一気に、ブラックバタフライ+成合淳の目的とは、という構図。
いつの間にか海の中の捜索メインから犯罪組織の展開に変わっていった。最初の期待とは違った路線だったなぁと感じる。
・海の中を捜索
それでも印象的だったのは海の中の捜索。また、新名が訓練のためにプールの底に座って息を止めている場面や、成合淳と競泳の勝負をしている場面など、水に関わる部分は印象的。
初回のかまどを見つけるまでの海の中の捜索の緊迫感が印象的すぎたかな。
・とにかく走る時のスピード感が印象的
海の中の活動よりも陸上での活動が多くなったと感じさせた要因に瀬能が走る姿がある。事件の容疑者が見つかると、すごい勢いで走っていく。その走り方が他の隊員と違ってアスリートのような走り方だったのが印象的。そのスピード感、他の人とは一味違う。
この作品に出てくる他の隊員だけではなく、こういった捜査ものに出てくる他のメンバーとも違う、走り方だったと感じる。あの走りを見る度に、すごい速そうって感じた。
ただそれだけ速く走っても容疑者を捕らえる事ができていなかったように思う。スピードだけでは容疑者は捕まえられない、という事だろうか。
・チームとして結束を高める
新名は警察にも、公安にも無礼な口の利き方をする。そして反感を買う。そんな構図で始まったのだけれど、いつからから、そう言った嫌な奴というイメージが薄れ、強引に進めていくけれど、確実に事件解決に導くというイメージに変わっていく。
公安との対立関係もいつの間にか協力し合う形になっていたし、西野の疑惑の視線も、成合淳の存在で一気に協力体制へとなって行く。
その変化が、新名が確実に結果を残してきたからなのか、単にドラマを作って行く上で方針が変わったのか。若干、初期の頃の設定から変わっていったように感じる部分が気になる展開でもあった。
海中心の犯罪にDCUありという印象を与えるのには十分な作品だった。
[各話感想]
第二話:一人のボンボンのために
第三話:成合、焦りの果て
第四話:弔い合戦!
第五話:一人のボンボンのために
第六話:成合動く!
第七話:爆破を阻止せよ!
第八話:瀬能が見つけた真実は?
第九話:内通者は…!
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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