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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『花咲舞が黙ってない(2024)』第5話 半沢、現る!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回こそ半沢直樹が出てくる?


 今回は国内ドラマ『花咲舞が黙ってない(2024)』第5話を紹介します!


[内容]

#5 湯けむりの攻防!?

 花咲と相馬は眠山支店の支援に来ていた。宿泊していた老舗旅館「白鷺亭」は融資をしてほしいと眠山支店に打診しているところだった。花咲たちにも改善点の意見を求められて、相馬は料理に対してコメントをしていた。

 眠山支店の支店長 前浜は眠山に未来はない、と言って融資を拒否。花咲は白鷺亭に融資されるように一緒になって考えるのだった。


[感想]

 半沢直樹が登場する1話。

・地方都市の現状

 観光で生計を立てる町。旅館があると、夜の食事は旅館で取るということで、外食産業は苦しい営業になる。ランチタイムだけの営業となっていくところが多く、夜は閑散としてしまう状況。閑散とするから、観光客の見られる場所が減って、ますます客足が遠のく。そういった悪循環に追い込まれている感じが見え隠れする。

 人口もどんどん減っていき、町の収益が下がっていく。これが日本の高齢化社会の現状なのかもしれないと思うと恐ろしい。


・旅館が生き残るための町おこし

 だからこそ、一人で頑張るのではなく町全体が知恵を出し合って生き残る手段を考える必要がある。そのために、花咲が提案した内容は旅館での食事をやめること。その代わりに地域の飲食店に夕食を提供してもらうようにする。旅館の人件費は抑えられるようになるし、飲食店も夜の営業をできるようになって一石二鳥。

 タクシーとも協力して、移動手段を確保してあげれば、安心して出かけていける、という仕組み。実際にこういった活動を取り込んでいる町も出てきているみたいで、町全体での活動無くして、今後の地方都市の生き残りはないのかもしれない、と思う。


・のらりと嫌がらを仕掛ける半沢

 町おこしの兆しが見えて、眠山支店の支店長もやっと融資を決めてくれたのに、半沢直樹が横取りしていく。半沢が動いたということは、明らかに東京第一銀行と産業中央銀行の合併は知っていたわけで、のらりと横取りした形。

 半沢直樹が主役の作品の方ではやられたらやり返す、スタンスの半沢だけれど、このシリーズでは、やられる前に仕掛ける、というスタンス。花咲舞と衝突必死の展開。

 ここからは半沢直樹vs花咲舞の展開になっていくのか。さらに昇仙峡も参戦してくるのか。どんな展開になって行こうとしているのだろうか。


 オリジナルのキャラは残しておきつつ、ストーリーはオリジナルに展開していきそうな気配の1話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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