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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『罠の戦争』第5話 選挙というのは…

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 鷲津の選挙はどうなるか。

 今回は国内ドラマ『罠の戦争』第5話を紹介します!


[内容]

#5 総選挙が開幕! 下剋上で真相を暴く

 鷲津が党公認候補として千葉15区に立候補する。ところが、無所属で女性ジャーナリストの有馬が出馬を表明。有馬は竜崎総理と親身にしているという。鶴巻派を排除したいのか、それとも息子の泰生の事故を隠蔽した張本人なのか、鷲津は後者だと考えて、竜崎を疑い始める。

 選挙活動中、選挙スタッフの中にスパイがいる疑惑があがるなど苦戦を強いられる中、鷲津は投票当日を迎えるのだった。


[感想]

 選挙戦の裏が見え隠れする一話。

・派閥を拡張するためなら

 選挙と言ったら党が一丸になって戦うものだと思っていた。少なくともこのドラマを見るまでは。しかし、ここでは鶴巻幹事長派閥が増える事を快く思わない竜崎総理が別で無所属で候補を立てる。決して公認とは言わず、裏で支援している。

 そこまでして、自分の地位を守りたいと思うものなのか。政治というのは、なんとも難しい。自分のやりたいことをやろうと思ったら合意を取りやすい人たちが周りにいた方が良いということなのだろう。それでいいのかな?


・選挙に勝つためなら

 有馬との戦況、苦しいと知ると幹事長が自ら選挙本部にやってくる。応援演説だけではなく、鷲津と二人っきりになって500万円を渡す。それを市議会議員にも渡して票を集めるようにと助言。貝沼にそのお金を渡して、処理してもらおうとする会話をするときにスパイの炙り出しもしてみたり。

 お金を使って票集めや、スパイを使って貶める作戦や。勝つためになら、なんでもするのだと思うと、選挙って誰のためのものなのだろう、と疑問広がる。現実の選挙はもっと公平で健全であると思いたい。


・鷲津を守るためなら

 蛍原は鷲津が蛯原の兄の相談相手になっていたことを議事録から知る。そして鷲津こそが善処しますと言って何もしなかった張本人だったと知る。そのことを蛯原が知ったら、鷲津の敵になると思って、議事録のその一ページを隠している。蛍原は鷲津を守るために動いている。その行動が吉と出るか、凶と出るか。


 選挙に勝ち、本当の敵が総理ではなさそうと分かった鷲津、ますますイバラの道が待っているのを感じる一話だった。


 前回感想→こちら

 

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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