こんにちは、Dancing Shigekoです!
秋ドラマシーズンが到来。その前にひとつでも多く見終わらせていきたい。
さて、 今回は国内ドラマ『秘密』 第9話(最終話)を紹介します!
前作の感想はこちら→第8話
[内容]
藻奈美が戻ってきた。平介は一生懸命何が起きていたかを藻奈美に教える。それを一通り聞き 終える頃、藻奈美は眠りに落ちていく。そして目を覚ました藻奈美は再び直子の心を宿していた。直子は藻奈美が戻ってきたことを心から喜ぶ。また戻ってくる日のために手紙を残していく。
藻奈美と直子が交互に現れる生活がしばらく続いていく。そんな生活の中、文也が研修生として、会社に来ていた。平介は彼を食事に招き、藻奈美と三人で楽しい夜を過ごしていた。
やがて藻奈美の意識が長くなっていく。そして12月23日、平介と藻奈美の二人は山下公園に出かけていく。ベンチに座り、夕焼けを眺めていると直子が現れ、別れを告げるのだった。
それから8年、藻奈美は文也との結婚式を迎えていた。平介は二人の門出を祝うために文也の父の形見の懐中時計を時計屋に持っていく。そこで藻奈美から聞かされた秘密を知るのだった。
[感想]
直子と藻奈美と平介の複雑な三人の生活に終止符が打たれる最終話。
・最後まで秘密を持ち続けたのは…
平介が時計屋で聞かされた話を聞いて、式場に急ぐ。そして藻奈美のウェディングドレス姿を見る。今にも禁断の言葉を発しそうになるのを堪えて、視線だけでお互いが会話をしている。そこに文也がやってくる。平介は文也にお願いが一つあると言って殴りかかる。その本気のパンチに平介の思いが詰まっていた。
そんな感情のやりとりを感じさせる一場面。全てはここの秘密のために仕込まれてきた展開だったと思うと、圧巻。原作を知っているので、この展開は知っていたものの、映像で見るやりとりにもまた深みがあった。言葉にしたい、でもしない二人のお互いの思いが実によく出ていた。
・藻奈美か?
上記感想にも繋がる部分ではあるけれど、藻奈美と直子が入れ替わって登場する場面が続く。見た目が変わらず、中身がスイッチする。平介は「藻奈美か?」と聞くことが何度もあった。その場面を見るたびに、違う方で呼ばれたら、どう感じるのだろうと想像してしまった。この場合は、秘密があるので、間違って呼ばれれば、それはそれでよかったのかもしれないと自分の中では結論。
ただ名前を間違われるのは感覚的には嫌じゃないのかなと想像してしまった。私のことが分からないの!って言われてしまいそうだと感じる場面が続いた。
・山下公園でのデート
平助と藻奈美が山下公園に行く。横浜のデートスポットとして有名な山下公園のベンチで夕暮れまで座っている光景が出てくる。日が沈んでいく様子が真正面に見えると言うのが発見だった。山下公園に行く時には、一度そのベンチで夕暮れを見たいと感じるいい場面。もっとも、このドラマは2010年放送のものだから、今は当時の位置にベンチがないかもしれない…
日常のような非日常を描いたドラマは藻奈美の結婚という形で終わり迎えた。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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