こんにちは、Dancing Shigekoです!
終わり近くなってきた。
今回は国内ドラマ『民王』第6話を紹介します!
前回の感想 → こちら
[内容]
#6 暗殺
翔のお陰で少しずつ内閣支持率が上がって行こうとしている時に泰山を中傷誹謗するネット記事が拡散されていく。
そんな中、泰山と翔は一時的に元に戻る。その間にできることをしようと泰山は声明を発表することに。
翔は南に想いを伝えようと覚悟を決めていた。そして二人で会っていたが、その時に再び入れ替わってしまう。
南は後日、誹謗中傷の犯人がイノベーションネットニュースの村井だと考えて話を聞きに行っていたところ、何者かに狙撃される。それを庇った翔が被弾し、危篤になる。泰山は公安・新田が抑えた入れ替わり装置の犯人に指示し、元通りになることを選ぶのだった。
[感想]
入れ替わり装置の犯人が明らかになる一話。
・お互いを認め始める瞬間
泰山は翔が総理として、いろんな想いをぶつけてくることで、政治のあり方を見つめ直す。そして翔をバカ息子といつも言っていたけれど、しっかり自分の考えを持っているのだと、認め直す。
一方、翔は泰山が就職面接でいい加減なことばかりしていると思っていたけれど、アグリトラディショナルの最終面接に呼ばれたのを知って、父を認め直す。
入れ替わって、触れ合う機会が増えたことでお互いの見えていなかった部分が見えるようになったのだと思わせる展開。
相手の身になってみることで初めて見えるものというのがたくさんあるのだろう。表面だけ見て、貶すのではなく、その行動の裏にある考えまで見つめましょうと言うメッセージとも取れる。
・元に戻ってできること
なぜか元に戻った翔と泰山。泰山は誹謗中傷に対する声明を出すことを決意。記者会見中に、また入れ替わるかもしれないから原稿にルビをつけておくことや、原稿を翔に見せておいた方が良いと言う貝原の助言を聞かず、強行する泰山。そこには総理としての意地を見たように感じる。
一方、翔は南に想いを伝えようと考えて呼び出す。そして彼女を前に必死に想いを伝えようとする。しかし、なかなか言葉が出てこない。総理の経験をしていても、告白というのは難しいものなのかなと感じてしまう。
・どこの海?
南が村井と話をする時に、どこかの堤防で話をしている。舞台は東京のはずなので、東京湾が見えているのだと思うけれど、何か秘密ごとを話をする時というのは、どうしてこういう防波堤になることが多いのだろう、とちょっとばかり思ってしまう。
こういうちょっとした場所に行ってみたいと思う。
・新田のイントネーション
公安の新田が、入れ替わりの原因などを調べている。そして進展があると報告にやってくる。見た目が坊主頭で、公安というには暴力団班の一員と思うような形。それでいて話し方は不自然。CIA長官の名前は何度も言い直してみたり、「証明」のイントネーションが「照明」のようだったりと、とにかく話し方が不自然。なぜそんな人物像にしたのだろう、と不思議。
・体を張って守る者
そして入れ替わりの事実に迫っていた村井を始め、南の命が狙われる。(ややこの展開は飛躍しすぎにも感じるものの)。
必死に逃げていくものの、狙撃のレーザーが追ってくる。南が狙われているのが分かって、泰山は守りに行こうとするがSPに守られて身動きが取れない。そこに入ったのが翔(泰山の体)。南の代わりに被弾。
その当たった場所が悪く、治療を受けたが後数時間と言われている。このまま死んでしまうのか。
自分を守るために体を張られて、もし死なれてしまったら、助かった方はどんな心境なのか。助かるのは嬉しいのだろうけれど、思うところはたくさんありそう。
果たして泰山の体は持ち堪えることができるのか、が気になる終わり方の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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