こんにちは、Dancing Shigekoです!
半分完了。
今回は国内ドラマ『民王』第4話を紹介します!
前回の感想 → こちら
[内容]
#4 盟友
蔵本も娘と入れ替わっていると分かり、泰山は協力要請を出す。元に戻るまでは、しばらく協力しようと言う。
憲民党のはりもと議員がSMクラブに通っている記事が出て、さらに狩屋の過去の性癖が記事になる。泰山も蔵本も部下を更迭せざるを得ない状況に追い込まれてしまう。この窮地を予算委員で乗り越えないといけなくなる。翔は国会の場へと向かう。
一方、南麻衣のイメージを回復させるために泰山は南と一緒にアパレル会社で不当に部下を解雇しようとしているのを阻止しようとしていた。
[感想]
泰山と蔵本が協力し合うようになる1話。
・利害が一致する瞬間
これまで憲民党は野党として、武藤内閣を散々批判してきていた。しかし、蔵本が娘と体が入れ替わって状況は一転。協力し合う姿勢になる。
ところがこれからと言う時に憲民党は党内の不祥事。議員がスキャンダルを起こす。さらに狩屋官房長官も昔のことが取り上げられて、記事になってしまう。どちらの党も更迭する方向で調整すると言う皮肉。
この情報をどこが出してきたのか。
・過去ではなく現在を重視
そんな事態で臨む予算委員会。翔は、カンペ通りに対応しようとしていたが、あまりにも野次がひどくて考えを変える。
地味にいい発言だったと思うの、予算委員会なのだから予算の議論をしましょうと提案したところ。高い給料もらっている人たちが集まっているのだから、予算を議論するのに時間を使いましょうと、当たり前のように提案できる姿は、全ての仕事に通じる場面に思った。
そしてスキャンダルの件で野次が飛ぶ。それに対して、狩屋が官房長官になってから何か問題を起こしたか、と問う。さらには記事に載っている事が発覚した当時、一番傷ついた狩屋の妻も今はもう許していると言う話を持ち出して、更迭は不要だと言い切る。
この一連のやり取りでの翔の発言は、身に染みるものが多かった。
・遠慮なく用件を頼める相手
このやり取りの陰には貝原の献身的な対応があったから。夜中に寝ている時に遠慮なく電話をかけてくる。泰山が先に連絡を入れ、さらには翔も立て続けに電話をする。こんな時間にかけられても、嫌な声を一切出さずに対応。この神対応には驚き。
・アパレル企業の社長室
一方、泰山は南麻衣と一緒にアパレル企業の社長を訪問。シングルマザーが頻繁に休みを取るから解雇すると言う。それに対して、南は感情でなんとか説得を試みる。しかし社長のつれない反応に、その考えはもっともだと泰山は感じてしまう。南は何も知らないで酷いと咎める。
ところでこの社長室、いろんな服も飾ってあったように思うのが印象的。アパレルの社長は社長室にもお気に入りのデザインなどは飾っておくものなのかもしれない。
・夜通し資料に目を通す
そんな腹立たしい対応の社長に逆襲すべく、泰山は貝原が用意してきた資料を夜通し、読み漁っていく。そして、2回目の面談の時にその資料から得た情報を突きつける。
見事な論破だった。そして南は翔を見直すと言う展開。
なんだかんだと入れ替わった後の状態を上手に切り盛りし始めているように感じる一話だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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