こんにちは、Dancing Shigekoです!
なんとか最後まで見終わらせたい。
今回は国内ドラマ『民王』第2話を紹介します!
前回の感想 → こちら
[内容]
#2 外交
国会での演説の失態は狩屋が誤魔化していたが世論の支持率は急速に落下していた。
そんな中、ウズラスキスタンの大統領ガードナーが来日する。レアメタル「ボンジョビウム」の優先的輸入権を得るための交渉を成功させる必要があったが、来日時の挨拶で、翔はまたしても失敗してしまう。
そして嫌がる翔を引っ張り出すために南真衣を通訳に適用して接待に臨むのだった。
[感想]
国内の恥から、海外に恥を見せるピンチを迎える一話。
・次々と繰り出される失言
前話の国会答弁では"未曾有"を"みぞゆう"、"直面"を"じかめん"などことごとく間違った読み方をしていく。
そして今回はガードナー大統領に会ったら"How are you?"と挨拶してくださいと言われていたにも関わらず、まさかの"Who are you?"発言。ここまで行くと他を圧倒する学力の低さと言わざるを得ない。なかなか驚きの対応だった。
・文化の違いに要注意
ガードナー大統領の接待が始まる。最初はアキバ系アイドルのライブに行く。そこでアイドルから声をかけられて翔は照れ隠しで首の後ろに手を当てて照れ笑いをガードナーにする。その仕草がガードナーの国では、「恥を知れ!」と言う意味でガードナーは怒ってしまう。
この場面、日常の生活でも普通に起きているのだと思う。海外の文化を学んでおくことは大切だと感じる場面だった。
・天守閣と呼ばれる部屋
泰山の家には天守閣のような部屋がある。鎧と刀が飾られている。その部屋で狩屋、貝原と作戦会議をしている。なぜ、天守閣と呼ばれているのかは、なんとなく分かるとして、なぜ、一般家庭(総理大臣になるような人の家を一般家庭と呼ぶのはいささか違うのかも知れないが…)にそんな部屋があるのかと興味が湧く。
その部屋で泰山が怒りのあまり刀を持って、翔に近づいて行った時は、事故が起きないか不安いっぱいにもなった。
・もう少し行動に変化起きないものなのか
第二の接待場所として相撲部屋の稽古の様子をガードナー大統領に見せる。稽古の様子を一通り見た後、ガードナーは総理の稽古も見たいと言う。それで翔に廻しをさせて、土俵に向かわせる。ところが、関取を前に逃げ惑う無様な姿を見せる。
いくら元が大学生だからと言ってここまで醜態を晒せるものなのだろうか。さすがにあまりの軟弱さにガードナーではなくても呆れてしまう。こんな総理だったら、きっと期待できないだろうなと感じずにはいられなかった。
その場は泰山が気合を入れて関取を押し出して、熱気を伝えることには成功したものの、ガードナーの反応は冷ややか。息子に救われるとは情けない総理だとこぼす。いかに総理大臣の行動が大切かと伝わってきた。
・食事の場でもとことん
最後は寿司屋での接待。ここでも翔はシャコが食べられず奥へと押し退けてしまう。さらにガードナーへ文化の説明をした後の言葉でも自分の言葉を話さないと一蹴される。
完全に失敗に見えたこの接待。ところがそこで奇跡。翔が粗相でお酒をこぼしてガードナーの服を濡らしてしまう。慌てて拭き取ろうと出したハンカチが事態を一変させる。そこに描かれていたキャラクターに幼い頃救われたと言う。やや話の持って行き方は強引と感じるものの、人と人がどんな形で繋がっているかわからないと言う点では、世の中の縁を感じる。何事も最後まで誠意を持って行動することが大切なのだと思った。
まだまだ波乱続きの入れ替わり生活。次はどんな事態が起きるのか興味が残る一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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