国内ドラマ『民王』第1話 総理大臣がおバカさんになった!?
- Dancing Shigeko
- 2022年4月1日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
国内ドラマ『DCU』を見終わったので新しいドラマ。
今回は国内ドラマ『民王』第1話を紹介します!
[内容]
#1 組閣
武藤泰山はどんな屈辱にも耐えながら、総理大臣の座まで上り詰めた。これからと言うところに、経産省大臣の江見が失言をする。
国会の答弁の時で責任を問われていた時、泰山は激しい歯痛の末、意識が飛んでしまう。そして気がつくと息子の翔になっていた。一方、国会の方では翔が泰山の体で意識を取り戻していた。
官房長官の狩屋、第一秘書 貝原と共にこの事態を乗り切るために動き出すのだった。
[感想]
総理大臣が息子と入れ替わるコミカルタッチの1話。
・池井戸潤作品には珍しい設定
池井戸潤作品と言えば、『半沢直樹』や『下町ロケット』などに代表されるように企業人が逆境を乗り越えていくサクセスストーリーを描いている印象が強い。それだけにこの『民王』。主人公が総理大臣だったので、総理大臣の苦難を乗り越える様子が描かれるものだと想像していた。
ところが、全くの予想外。息子と入れ替わってしまうという設定。この意外性たっぷりの設定からどんな感じで池井戸潤作品らしさが出てくるのか、興味が湧く。
・入れ替わった後のギャップがポイント
総理になるほどの男が大学生になる。そして大学生だけれど成績は全然ダメな息子が総理になる。
翔の方は、それまでのオドッとした感じから、シャキッと、どちらかと言うと傲慢な感じになって、イメージがやや悪くなりそうな気配。
一方、総理の方は国を引っ張っていかないといけないのに、漢字をまともに読めないと言う。それで周りからバカにされてしまう。
さて、どっちの方が被害が大きいのか。早く総理の方をなんとかしないとダメなのではと感じずにはいられない展開。
・ラーメン屋に居候している翔
ラーメン屋やみつきに住み込んでいる翔。そのこじんまりとした部屋の感じが総理の息子らしからぬ貧相さ。そこで二人の女性と戯れている様子は、ちょっとばかし、世捨て人感が出ていて、恐ろし。そんな生活をしていた人が総理大臣に入れ替わるのだから、さぞ大変だと思う。
・人間関係は良好とは言えない総理
泰山の妻は、泰山の浮気など数々の悪事に愛想を尽かしている。息子は、そもそも泰山と言葉を交わそうとしない。家族関係は崩壊気味。頂点に立つために多くを犠牲にしてきたと言うことなのか。それで幸せなのだろうか。特に妻は一億欲しいだけなのか。
・就職面接で炸裂
翔のことをバカにしたように見る面接官。どうしてあんなにも上から目線なのか。それで、どんどんバカにしたような態度で質問をぶつけてくる。それで、とうとう財務大臣として引っ張ってきた経験から、逆襲に出る。あんなに捲し立てたら、面接は失敗になるように思ってしまう。果たして合格できたのか。
総理にもなる人物、しかし面接は強いようにはあまり感じなかった。
まだまだ序の口。このあとどんな展開が待っているのか、楽しみな一話だった。、
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
Comentarios