こんにちは、Dancing Shigekoです!
冬ドラキャッチアップに挑戦。
今回は国内ドラマ『春になったら』第1話を紹介します!
[内容]
#1 3ヶ月後に結婚する娘とこの世を去る父
元日、椎名雅彦は娘 瞳を起こしておせちを食べる準備をしていた。食べる前に大事な話があると言う。瞳も大事な話があると言って、同時に発言。雅彦は春に死ぬといい、瞳は春に結婚すると言う。瞳は雅彦の話を冗談だと聞き流し、雅彦は瞳の結婚相手を聞いて全否定。売れないお笑い芸人と結婚すると言う瞳に雅彦は絶対に認めないと頑なに拒否する。
瞳は最初のうちは雅彦のガンの話を信じていなかったが、病院に言って聞いたら余命三ヶ月か治療を受ければ2~3%の確率で5年生きられると聞かされるのだった。
[感想]
椎名家の元日に衝撃が走る1話。
・余命三ヶ月の心境
雅彦が膵臓癌のステージ4だと宣告される。膵臓癌は静かに忍び寄ってきて、気づいた時には末期がんということがよくあるらしい、と説明している。治療を受ければ2~3%の確率で5年生存できると言う。それでも自分が100人中2人、または3人に入る可能性はないから、治療は受けない、と宣言する雅彦。
さらに一年前に職場で膵臓癌のステージ4で治療をうけた同僚がいたと言う。その人は結局、1年半病院で治療を受け続けて、結局亡くなってしまったと言う。
せめて自分の最期くらい自分で決めたい、と言って、治療を受けないことに決めている。
三ヶ月後に死ぬ可能性が非常に高い、と分かっているときに、仕事を正常にできるものなのか。想像の出来ない感覚。と同時に、決して他人事ではないのだろうなぁと思うだけに、恐ろしい。
・芸人と結婚宣言
一方、娘は芸人と結婚すると宣言する。これまた悩ましいシチュエーション。子供の人生なのだから、親が口出しするものでもないのだろう。本人が好きになった相手なのだから、応援するのでいいようにも思う。
ただ疑問なのは、結婚すると決まって結婚式場の予約をする前に、先に親に挨拶に行きそうな気がするけれど、芸人はそう言う感覚ではないのだろうか。疑問がいっぱい。
自分の娘がこのような報告を持ってきたら、どうするのだろう?
・生命の誕生を見届けながら
瞳は雅彦の話を最初は信じていない。自分の親が余命三ヶ月だ、と言ったら信じないものだろうか。歳がまだ62歳だと言うから、信じないかもしれない。それでも、繰り返し、自分はその頃には死んでいる、と言われたら、気になって調べてしまうもの。
診察を受けたという病院に話を聞きに行ってきて、本当だったと知ってどう思う?まずは治療を受けさせようって思うのだろうね。そして瞳のように、過去の出来事を一つずつ思い出していくのかもしれない。もう終わりが近づいているのだと感じて、過去を振り返ってしまうのかも。
赤ちゃんが産まれてこようとしている時に、父との思い出が蘇っている。なんとも皮肉というか、酷な状況なのだろうか。
治療を受けさせることになるのか、それとも静かにその日を待つのか、この後の展開が気になる1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments