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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『日本沈没ー希望の人ー』 第4話 予測は現実のものへと

 こんにちは、Dancing Shigkeoです!


 比較的ペースが上がってきた。


 今回は国内ドラマ『日本沈没ー希望の人ー』 第4話を紹介します!


 前回感想 → こちら


[内容]

 新聞で関東沈没の記事が出て、対応を追われる政府。天海は東山総理に記者会見を開くように説得に走る。意見が通り、記事が出たその日に記者会見が開かれる。天海は一気に避難の計画を打ち出して、ことを進め始める。経済が混乱していく中、避難に向けての段取りを急ピッチで進めていき、避難が少しずつ進んでいく。一方、経済に対しては里城を説得して経団連への協力を働きかけさせる。

 天海の思惑通りに事は進んでいたが、椎名と会っているところを写真に撮られてしまい、そのことで新聞社へのリークに天海が関与していたことが明るみに出る。東山からも、常盤からも見限られ未来推進委員から追い出されてしまう。

 行き場を失い、妻と娘の見送りをしていると、椎名もまた母の見送り。見送り後、話をしていると強い地震が発生し、建物が倒壊していくのだった…


[感想]

 避難を実現するために払った犠牲が大きかった一話。

・もし沈没しなかったら

 椎名が大混乱が起きている街中を見て、もし何も起きなかったら、と不安を口にする。非常に印象的。関東沈没が起きると信じる反面、そんなことが起きないでほしいという思いと本当に起きるの?と言う疑問がついて回っていたのだと気付かされる場面。事実を報道するときの覚悟がいかに重たいか。そして他の人たちが積極的に発表に踏み切ろうとしなかった理由を理解。

 結局責任を持てないからと言う事なのだと思う。こう言う時はどうするのが良いのか。そこに答えはないのだろう。天海のようにもし何も起きなかったら、大掛かりな避難訓練でしたと開き直ろうと言う心構えがあれば、安全目に行動を取るのがいいのだと思った。


・常盤の残念そうな表情

 常盤は考え方は違えど、天海のことを仲間だと考えている。それなのに、天海がやろうと思っ

ていたことを一切話さず、後になって情報をリークしたことを知らされる。そのやり方に裏切られたと感じたから、未来推進委員会から追放されたのだと感じる。

 では、もし天海が常盤を信じて、全てを話していたならば、違った展開になっていただろうか。情報開示のところでずっと平行線を辿るだけだったろうか。人間関係というのは難しい。


・沈みゆく東京の一画

 高層ビル立ち並ぶエリアの近くから避難のバスが出発していく。天海が家族を見送った後に、さの遠くに見えていた建物が沈んでいく。東京で巨大地震が起きたら、実際にあれだけの恐怖が訪れるのか。もし、そこに人が残っていたら被害はとんでもない数に上る。そう思うと一極集中の都市づくりというのは危険だと感じてしまう。

 あと関東沈没の地図が出るたびに関東平野は日本の中でも恵まれた地形なのだと感じる。あれだけ広大な平野があったから東京が人口4000万の巨大都市圏になったのだと改めて思った。

 もしこのドラのように関東沈没ののようなことが起きたら大変な事だと思わずにはいられない。


・一番印象に残った場面は…

 天海が記者会見をしてはどうでしょうかと東山総理を説得する場面。一介の役人が総理にでもなったつもりかと東山が天海に問う。その場は天海が巧みに総理の理解を得たものの、リークに天海が絡んでいたと分かった時にも東山は再び天海に同じことを言う。総理にでもなったつもりかと。

 その発言を聞いていて、総理大臣は一番権限を持った存在というのを痛感したのと、その発言の中に少しばかり傲慢さが感じられたのが気になった。一番権限を持っているかもしれない。それだけに軸を持っておいて欲しいものと感じる。誰かから進言されたら、その意見に動かされる。ではなく、どんな時にも常に軸となる考えを持っていて欲しいものなさだなぁと。

 そう考えた時に自分は今の仕事をする時に確固たる軸を持っているだろうかと思いが巡った。判断する時の軸は大事だ。


・自分ならその時…

 田所の関東沈没の可能性を聞かされたなら、自分はどうするか。国に対して意見を言える、あるいは方針を打ち出せる立場にいたならばどうするか。天海のように人命優先でとにかく急いで避難の方針を打ち出せるだろうか。可能性ばかり話を出して、決心に時間がかかってしまうだろうか。

 もしも起きなかったら、の可能性を意識していても人命最優先の行動を取った天海はかなり強靭な精神力の持ち主だと感じる。せめて彼を支える事はしたい、共に行動できる覚悟を持てる人物でありたいと感じた。


 倒壊が実際に起きてしまった今、天海がどのような立場になるのかが気になる一話だった。


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!



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