こんにちは、Dancing Shigkeoです!
なんとか2週間くらいで見終わらせたい。
今回は国内ドラマ『日本沈没ー希望の人ー』 第3話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
田所の報告を受けて、対策を未来推進委員で議論することになる。天海は早急に関東から住民を避難すべきと提案するが、段階的に情報を開示していくべきだと常盤と意見が対立する。議論は平行線のまま、方針が決まるまでは箝口令が出される。しかし、東京の再開発が止まる動きが出始める。その情報の出どころを確認すると、里城副総理が関与していた。
一方、天海は田所から最新情報を聞かされ、対策を急ぐべきだと焦っていた。常盤からは情報を漏らしているのが里城副総理だと知らされる。その話を盗み聞きしていた椎名は記事を書き起こしていた。
そして二度目の対策委員会。依然、議論は平行線。常盤の案が採決され、天海は椎名と暴挙に出るのだった。
[感想]
少数派は多数派の前では無力と感じる1話
・職場では意見を真っ向からぶつけ合う二人
天海と常盤。一緒に飲みに行ってお互いの将来を暗示合う仲の二人。しかし、今回印象的だったのは、関東沈没の危機について、意見が対立しあっていた部分。どちらも譲らない。すぐに全国民に情報を開示して、避難させるべきだと唱える天海と、段階的に情報を開示していき、順次対策をとっていくべきだという常盤。
未来推進委員会では出る杭の天海の意見は当然聞き入れてもらえず、常盤の意見に賛同する人が大半。それでも天海は引くことなく常盤の意見に対して対抗する。職場では意見をぶつけ合えると言うのは、この二人はプロだなと感じた。
尤も常盤の方は裏に里城の影があるからなのかもしれないけど。
・必死に何かをしようとする二人
出版社では記事を出すことを止められる椎名。未来推進委員では多数決ですぐに情報を開示することを却下される天海。必死に国民を守りたいと思っている二人が出た行動が新聞への情報リーク。
そこまで必死にみんなを守ろうと思っているのに、委員会の人たちの様子を見ていると、誰のために必死になっているのか、と疑問を抱いてしまう。形ばかりにこだわり、本質を見失っているように見えるその委員会の議論。結論が出ていないのに終了できるのんびりさ。
そんなにも都合の悪い情報に対して否定的になれるものなのだろうか。
・天海の部屋、椎名の部屋
天海の自宅はマンション。広々としている感じ。対照的に椎名の家は戸建てでこじんまりとしている。昔ながらの家って感じ。この住む環境が異なる二人。ともに考えていることは家族の安全。天海は離婚届にサインしてとやってきた妻と娘のことを思う。翻訳で知り合った男性と福岡に行こうと思っていると言い出す妻に対して、天海は止めることなく、むしろ早くいくように促すか如く離婚届にサインをする。
椎名は母親になんとかして、遠くに住んでいる兄弟のところへと行かせようとする。
そんな大事な会話がされる住居。安心できる場所なのだと感じる。
・一番印象に残ったのは…
情報を得るために椎名がICレコーダーを花瓶に潜ませている。そして天海と常盤が個室で食事しているときの会話を録音する。
これはさすがにやりすぎなのではないか、って感じずにはいられなかった。ちょっとそれは。。そしてその内容を記事にするのだから、どうなのだろうか。違法取材として訴えられても仕方ないかもって思ってしまった。
・自分ならその時…
東山総理が里城副総理が情報をリークしたという事実を知って激怒する。それに対して、里城はあなたの権限でクビにしてくれたらいいのだ、と強気の姿勢を見せる。
どんな弱みを掴まれているのかわからないけれど、もし自分が東山の立場だったら、迷わず懲戒にしたと思うなぁ。そんなにも臆してしまうような存在なのか。対等な関係ではない時点で東山は失敗してしまっているように思った。
当事者になったら難しいのだろうか。疑問の残る場面だった。
この先、どうなっていくのか。パニックなっていくのか。天海の行方がどうなるのか気になる展開だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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