こんにちは、Dancing Shigkeoです!
あっという間に2ヶ月が経ってしまっている。
今回は国内ドラマ『日本沈没ー希望の人ー』 第2話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
天海は日本未来推進会議で世良教授に楯突いたため、東山総理をも敵に回したと見られるようになった。さらに追い討ちをかけるように週刊誌にD社と田所教授との癒着が取り上げられて、環境省では当面の間、謹慎を命じられる。
納得のいかない天海は自らの疑惑を、そして何よりも関東沈没説の可能性について真実を知るために海底調査の時のデータを海保から入手しようと動いていた。常盤に協力を仰ぐが最初は難色を示す。
同時に東山総理には第二首都計画として札幌を推している事を直訴しに行く。その働きがけが功を奏して、未来推進会議で第二首都計画が議題に上がる。会議での立ち位置を取り返していた。
そして海保のデータを手に入れた天海は田所と協力。沈没のリスクがある事を総理のみならず副総理にも示して理解を得ようとしていた。
[感想]
天海がどん底の危機から、強引に地位を取り戻して行く一話。
・データを改竄してまで真実を伏せる姿勢
田所が見たというスロースリップ。それを無かったことにしようと、世良が企てる。いろんな人を巻き込んでその事実を揉み消そうとする。その理由は、自分のような地質学の第一人者が沈没の可能性を10%でもあると言おうものなら、世間は100%混乱する。僅かな可能性のために、大混乱を起こすのは望ましくないという。
その理屈は非常によく分かる。仕事でも、不確か、まだ五分五分の状態で情報を伝えて、結果的に無駄になったとか、必要以上に心配してい思うように仕事が進まなくなるということがある。限られた人数で進める仕事でもそうなのだから、国民全員を相手に情報を出すときは慎重になるのはわからないでもない。
ただその方法として、捏造は正しい判断だったのだろうか。何か別の方法があるような気がする。国民の安心と安全。バランスが大切だと感じる1話だった。
・共感し合う天海と椎名
椎名は天海について知るために愛媛の実家を訪れる。そこで天海の母に会う。彼が官僚を目指すようになったきっかけを聞いてくる。線香あげていいかと尋ねると、母親は椎名が天海と交際しているのだと勘違いする。そんな中で椎名は東京に戻って居酒屋に乗り込んで行って天海に話しかけにいく。そこで、私たち似たもの同士かもしれませんね、と言った話になる。
天海は妻との別居生活をなんとか終わらせて、元の生活に戻りたいと思っているのに、妻から離婚しましょうと言われていた後に、この椎名の発言。
このドラマの最後には天海と椎名が結ばれるのかもという想像が働いた。
・居酒屋で飲む二人
天海と常盤が居酒屋で飲んでいる。東京の一居酒屋。その様子がコロナと無縁な感じがあって驚きというか、羨ましい。盛り上がっている居酒屋。生ビールをジョッキで飲む姿。ありきたりの場面なのだろうけれど、今のご時世に見ると、思うところがたくさんある場面に感じてしまう。よくよく考えるとパーティションも無かったし、時代背景は2023年とやや先の話だからなのかな。将来の東京はこうであってほしい。
・一番印象に残った場面は…
公園の噴水脇で寝そべっている天海。そこに椎名がやってくる。10月なのにひまわりって異常気象ですねという。ひまわりが出てきて、セミも鳴いていて、10月と思えない設定。冬場のどんよりした天気の日が続いていると、こうしたスカッと晴れた天気、暑さが滲み出ている様子というのが実に気持ちよさそうに感じてしまう。こういった天気の日に天海同様、外で寝そべって全身に太陽光を浴びたら気持ちいいだろうな、と思う場面だった。
・その場面、自分だったらどうしていたか
雑誌で、ありもしない情報で窮地に追い込まれる天海。そんな状況でも東山総理に直談判しにいく。その姿勢はかなり野心家と感じる。自分だったら、どうしていただろうか。謹慎しておけと言われたら、おとなしくしてしまっていたのではなかろうか。この辺りが、運命の分かれ道なのかもしれない。
田所の意見に耳を傾ける展開になってきた1話だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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