こんにちは、Dancing Shigkeoです!
新作ドラマを見るペースが落ちている。21年秋ドラマ 一作品は追いつけるようにしたい。
今回は国内ドラマ『日本沈没ー希望の人ー』 第1話を紹介します!
[内容]
天海は常盤と協力して、日本が環境推進で世界をリードできるように、環境への取り組みを推進していた。東大の地球物理学 世良の指導のもと、「COMS<コムス>」を導入する。そこには内閣総理大臣の東山に気に入られたいという思惑があった。
しかし「COMS」が関東沈没の原因になると訴える学者 田所の存在を知る。
天海は早速、田所に会いに行って、関東沈没説を唱えるのをやめてほしいと相談するが、逆に田所の考えを聞かされる。
そこで天海は田所の意見が妥当なのかを検討するための公聴会を開くことにする。世良と田所で意見をぶつけさせる。そして田所の意見が正しいかを検証するために、天海は海底調査をすることを提案。
いざ海底調査の時、田所は問題となる「スロースリップ」を見つけたと言うが、他の乗員は確認できず。さらに同乗者に体調不良が出て、調査は中断。その結果を踏まえて、二度目の公聴会で、関東沈没の根拠となる証拠は出なかったとして、田所に意見の撤回を迫る。結論が出かかっていたその時、田所が訴えていた日之島の沈没が発生するのだった。
[感想]
環境問題に取り組みを妨害する動きと向き合う1話。
・利益優先の政治
一人の異論を無視して、国のためという大義名分をかざして、次々と取り組みを進めていく。現実の政治がどうか、分からないけれど、実にありそうな感じ。世良教授は、田所の言うスロースリップを、海底で見たと思われる様子を見せた。にもかかわらず、その可能性はないという証拠を用意して、天海に見せる。そこには情報操作をしたのではないかとさえ、思えてしまう。
田所の意見を聞かなかった結果、一つの島が沈んでいってしまう。こういった結果になった時、次は責任問題とかって言い出すのだろうと思う。やや政治の醜い面が見え隠れする展開。
・仕事優先で家庭を顧みなかったツケ
天海は仕事ではやや強引にことを進めていき、それなりに結果を残していく。そして日本未来推進会議に参画するまでになる。総理大臣を目指して、仕事に邁進している感じ。その結果、家族と疎遠になり別居生活をすることになっている(ように見える。詳細が語られたわけではないので、現段階では推測)。
天海の娘は懐いているけれど、妻は大した用事がないなら連絡してこないでと言うオーラを出している。
こう言った場面を見ると、仕事は何のために頑張るのかと思う。家族あっての仕事だと、個人的には思うだけに、家族との関係がおかしくなるような仕事の仕方には疑問を抱く。同時にそのくらいしないと、結果を認めてもらえない業界なのかもしれないと思うところもある。バランスは難しいのだろうと思う。
・美しい海の中
天海と常盤がスキューバダイビングをしている。魚の群れや、海ガメが優雅に泳いでいる。伊豆沖の海だったのか、その光景がとても綺麗。一度見たらクセになるのだろうって思う世界観。こう言った綺麗な海の中の様子を見ると、自分もスキューバダイビングに挑戦してみたいと思う。
そして海底調査に向かう天海。スキューバで見るのとは、様子がだいぶ違う。海底3000メートルともなると光は届かず、生物も少なそうな感じ。そういう深いところに普通に探索に行けるようになっているという事実も新たな発見。
海に纏わる発見の多い第一話。
環境問題が、日本沈没につながると訴える第一話、どのように阻止していくのか、これからの展開が気になる始まりだった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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