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国内ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』第7話 嵐がやってきた!?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 4月6日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 平穏な生活になるのか。


 今回は国内ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』第7話を紹介します!


[内容]

#7 父帰る!遺書発見!?選挙利用で人生初の親孝行

 MIYAKOで食事をしている時の、一平の父親の話になる。正助は意図的に会話を逸らそうとしていた。そのことを後日、一平に詫びていると一平の父が家に帰ってくる。いきなりの帰宅。さらに部屋には遺書と思われるノート。それで父の余命が短いと考えた彼らは、ふるさと冬祭りをなんとか復活させようと考える。

 一平は2週間後の開催に向けて地域にも働きかけながら、祭りの準備を進めていく。そして父親との関係の少しだけ回復させるのだった。


[感想]

 一平の父親が家にやってくる1話。

・親との軋轢

 一平は父の工場を継ぎたくなくて、いつも父親の嫌がることばかりしていたという。一方、正助は両親と何か揉めることはなく、育ててもらったけれど、自分が成人するなり、両親がオーストラリアに移住しまったという。親から受けられなかった愛情を、保育士になって子供たちに届けたいと思っているのかもしれない、という。

 二人とも両親に対して、どちらと言えば十分ではない感じの感情を抱いている。

 どうしても親とは軋轢が生まれるものなのか。うまく行くようにするために少しでも工夫できたらと思うけれど、親も親である前に一人の人間。自分の人生を生きているわけなのだから、価値観がぶつかり合うのは仕方のないことなのかも、と思う。


・話せば分かる?

 一平の父親がムキになっている。自分が父親として間違っていたことは分かっている。それに気づいてもやり直せる時間がないことも分かっている。と、逆ギレ状態。その言葉を聞いて正助が「間違いだなんて言わないでください。その時の価値観を大切にしていただけ。」と言う。

 この父親の感覚もすごくよく分かる。自分のやり方は間違っていたのだと分かった頃にはやり直すだけの時間がない、間違っていたと思いたくなる気持ち。

 ただそこで間違っていたと思って考えるのやめてはいけないのだと。正助のいう通り、たまたまその時代の流れに乗っていただけなのだと考えると、少し気持ちが救われる。そして言葉の持つ力というのは偉大と思う。


・死者との約束

 父親が陽菜との会話を話す。何を約束したのか。一平ののど自慢を聞いて感動したこと、陽菜と今度はお父さんが歌って聞かせてよ、という約束をしたこと。

 亡くなってしまった人との約束は、かなり重たい。約束を果たしても果たさなくても、残った方は微妙な心境になるのではないのか。それならなんとかして誠心誠意尽くして、約束を果たせるようにするのがいいのだろうと思う。

 それが亡くなった人への哀悼にもなるのだろうから。


 一平の周りがどんどん前向きに変化していくのを感じる1話だった。

 

 前回感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


 
 
 

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