こんにちは、Dancing Shigekoです!
医療系、果たして?
今回は国内ドラマ『新宿野戦病院』第1話を紹介します!
[内容]
#1 <宮藤官九郎脚本>笑って泣ける医療エンターテインメント!
新宿歌舞伎町でテキーラ30杯飲んで急性アルコール中毒で女性ニシ・ヨウコが倒れる。運ばれた先は、聖まごころ病院。その病院は経営状態が厳しく、外科医を一人雇えなかったら病院を潰して駐車場になる予定になっていた。
ヨウコはアメリカで軍医をしていた。意識が戻り、聖まごころ病院で働きたいと申し出るが、日本の医師免許を持っていないからと断られる。しかし、そこに次々と運び込まれてきた二人の救急患者の応急処置を施していくのだった。
[感想]
新宿の経営不振の病院に転がり込んできた元アメリカ軍医ヨウコと病院関係者を描く1話。
・病院の現状?
今回の舞台は聖まごころ病院。ほとんど患者がいなく、救急だけを受け入れている感じ。とはいえ、外科医は高齢の医院長のみで、頼りない。しかもアル中。お酒なしでは手が震え、お酒を飲んでいたら信用できない。実質、戦力外になりつつある医院長。彼以外に外科医はいなく、美容専門の医師と看護師長、あと一人医師がいる感じ。
当然、経営状態は最悪で、医院長の弟が病院を売却して、もっと売上がたつものに変えたいと提案している。
春に放送されていた国内ドラマ『Re:リベンジ』の天堂記念病院も経営状態は厳しいという設定。病院も人助けの前に、ビジネスなのだと感じる。多くの患者が来ないことには儲からない、という現実が見え隠れ。
健康でいられれば、あるいは事件が少なければ、病院の供給は足りるのだろうけれど、そうでもないような気がする。なぜ、経営不振になる病院があるのか。病院の固定費が高い?考えさせられる設定。
・リアル新宿歌舞伎町
ドラマの舞台は新宿歌舞伎町。歌舞伎町と言えば、シティ・ハンターの冴羽獠。いつも獠が歩き回っている場所の実際を映像で見ることができるのは、結構新鮮。獠の時代の歌舞伎町も、今の歌舞伎町も雰囲気は変わらずというのが印象的。
若干、治安が悪そうな感じもして、どうなのだろうか。外国人も多く、今回の急患はアラブ人と、もう一人は元裏社会の人。
貧困で苦労している人たちを助けるNPO団体がいる。南舞みたいな人たちが新宿では活動しているのか。新宿では多いのだろうか。など、リアルな新宿を見るといろんな思いが湧いてくる。
・日本人英語を見せる
そして主人公のヨウコは、アメリカ生まれ、アメリカ育ちの日系アメリカ人。の割には、彼女の話す英語は、どちらかと言えば、これぞ日本人英語という感じ。英語と日本語が飛び交う構図のこのドラマ。英語は日本人英語。そういった英語を積極的に描写することで、日本人ももっと積極的に英語を話すべきだ、臆することなく堂々と使うべきだ、というメッセージが含まれているのかな?と感じた。
思うところいろいろのドラマが始まった印象の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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