こんにちは、Dancing Shigekoです!
牧野先生とのお別れはどんな形?
今回は国内ドラマ『放課後カルテ』第10話(最終話)を紹介します!
[内容]
#10(最終話) これからも健康でいてほしい
牧野先生は小学校から病院に戻ることになった。病院に顔を出すと、樫井真琴が定期的に病院に来ているという。たまに胸が痛そうなそぶりを見せていると父親から聞いていたが、診察では何も出ない。
牧野は樫井真琴の症状が身体症状症だと考え、頑張り過ぎるのをなんとかしようと考える。そこで、東珠第八小学校の150年祭に樫井真琴向けの劇を用意するのだった。
[感想]
6年生が卒業し、牧野先生も小学校を去っていく最終話。
・あんた変わったな
樫井真琴のことを心配する牧野。真琴の父親に電話をして、彼の家に訪問していく。真琴のことをなんとかしたいと思っている牧野を見て、きっと父親は「あんた変わったな」と思ったことだろう。そのセリフがいつ出るのだろうと思って、見ていたのだけれど、最後までその言葉はなし。
その代わりに、真琴が頑張り過ぎるのをやめ、もっと現実を受け入れた行動に変わっていった結果がついてくる。
少なくとも、高崎医局長は牧野の変化を感じているのだと思う。
・篠谷先生へのとびっきりのサプライズ
篠谷先生は卒業式が終わって、教室に戻る。最後の挨拶を班長にお願いしている。その時、生徒たちから篠谷先生にテストを模したメッセージ集が渡される。そこにはみんなからの先生に対する感謝の気持ちがたくさん記されている。
この場面、うちの子どもたちは小学校卒業の時にどんなものを先生に贈ったのだろうかと考えを巡らす。さらには自分は何を贈っただろうかと振り返る。先生に感謝の気持ちを伝える、そういう発想は当時あっただろうか。
一度しかないその日を一生の宝物にする瞬間。
もし自分が小学校の先生で、生徒からこのメッセージ集を受け取ったらどう思っただろうか。ドラマだから、実際の小学生が作るメッセージ集よりも手の込んだものになっているのかもしれない。それがどんな形であれ、生徒たちの思いを受け取るというのは、一生の贈り物になるのだろうなと感じた。
・牧野先生への贈り物
そして牧野先生へは手形にメッセージを書いた大きなメッセージ集が贈られる。こんなに手の込んだものを用意するなんて、凄過ぎる。そのメッセージを見て、牧野先生にも込み上げてくるものがある様子が出ている。
そこで涙を流していたら、ドラマの見せ方としてはどうだったか。牧野先生らしくない?とツッコミになったのか。ふと脚本家の選択について想像もしてしまう。
卒業といういかにも別れの日を最終話にすることで、子どもたちの成長、牧野先生、篠谷先生の成長もバッチリと伝わってくる一話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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