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国内ドラマ『掟上今日子の備忘録』第10話 そして今日も新たな1日を迎える

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 印象的なセリフがある最終回。

 今回は国内ドラマ『掟上今日子の備忘録』第10話(最終話)を紹介します!

 前回感想→こちら

[内容]

#10(最終話) 愛しているから永遠にさよなら…

 隠館厄介は掟上今日子に声をかけるが人違いという反応をされる。それで気になってもう一度声をかけようとするが避けられてしまう。

 翌日、厄介は再び今日子を探しに行くが、澤野信二が妨害する。彼女は自分の妻・里美だと言う。どうしても直接話をしたかったのです厄介は喫茶店にいる2人に割って入って、今日子さんが幸せであればそれでいいと別れを告げる。

 一方、塗は注目すべきは大阪の資産家・態条空真の死と澤野が接触してきたタイミングだと言う。大阪に行って探りを入れてくるのだった…


[感想]

 掟上今日子に危険が迫る最終話。

・澤野里美として生活が始まる

 黒髪の掟上今日子。見た目は変わっても興味の対照は変わらず映画のポスターの前で立ち止まっている。そこを厄介が目撃。声をかけるものの、誰って反応をする。

 そのまま厄介の追跡を上手に交わして家に帰った掟上今日子。目が覚めると動画を見ることから始まる。この家ではなぜか澤野里美と呼ばれている。澤野信二と結婚したのだと。その説明を動画の中で澤野信二がしている。

 なぜか、その動画が胡散臭く感じる。掟上今日子はその動画を見てどう感じたのだろうか。

・体のメモを消す澤野信二

 その時々で気になることがあった掟上今日子。体にメモをして行く。映画の上映時間をメモっておいても、夜に澤野信二が消して行く。なぜ?

 映画の時間くらいは残しておいて良さそうなものを、全て消してしまう。自分の妻だというのであれば、ちょっと扱いが酷い。明日につながる情報を消してしまうのだから。

 そんな行動を見ているとますますこの澤野信二という男、怪しい。


・信用できるのは厄介

 一方、厄介。掟上今日子が別名で生活を始めたことを知って、厄介がは彼女の前から姿を消そうと覚悟をする。最後に一回だけ会って、話をさせてもらって別れを告げる。

 今日1日を大切に幸せに過ごしてくださいって心から伝える厄介。その言葉が掟上今日子には信頼に値したと言う。

 いつも明日のことを言う澤野信二よりも今日のことを言ってくれた厄介は信用できる人だと判断したと言う展開が、心に響いた。

・遺産相続に巻き込まれる

 掟上今日子を狙ったのは、大阪の資産家・態条空真の遺産を狙った人たち。態条に隠し子がいたと言う。その隠し子こそ、掟上今日子だと言う。(実は違う)

 この設定、小説ではなかったなぁと思いながら、最終話ならではのオリジナルの設定という事だろうかと思いながら、結末を待つ。

・忘れたくない思い

 その結末は…詳細は控えるにして、最終話印象的だった場面。これまでのエピソードの中でも見ることのなかったレアな表情が出る。

 厄介が残していたKの備忘録を読んで、大体の状況を把握した掟上今日子。追ってから逃げていると厄介に会う。人気のない建物で身を隠していると掟上今日子が眠くなってしまう。厄介は、寝て大丈夫だと言うのだけれど、今日子は、今日のことを忘れたくないと言って寝るのを嫌がる。こんな反応、今までになく、かなり意外。そしてとても印象的だった。これまでのエピソードと掟上今日子のテイストが違うと感じる展開だった。

 1日で記憶はリセットされるけれど、隠館厄介の人間性は信頼できると感じる掟上今日子がいた一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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