top of page

国内ドラマ『御上先生』御上はオカミ!?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 3月27日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 2025年1月期TBS系「日曜劇場」の枠の作品。


 今回は国内ドラマ『御上先生』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:詩森ろば

 脚本協力:畠山隼一、岡田真理

 音楽:鷺巣詩郎

 主題歌:ONE OK ROCK「Puppets Can't Control You」

 演出:宮崎陽平、嶋田広野、小牧桜

 プロデューサー:飯田和孝、中西真央、中澤美波

 教育監修:西岡壱誠

 学校教育監修:工藤勇一

 製作著作:TBS


[登場人物]

御上孝:松坂桃李

 文科省官僚。官僚派遣制度で初めて私学である隣徳学院にやってきて3年2組の担任をする。

是枝文香:吉岡里帆

 御上のクラスの副担任。

神崎拓斗:奥平大兼

 3年2組の男子生徒。新聞記者の父の影響で、学生記者をしている。

富永蒼:蒔田彩珠

 3年2組の女子生徒。神崎の幼馴染。御上にズバッと意見を言う。

槙野恭介:岡田将生

 文科省官僚。御上の同期。


[内容]

 文科省から官僚派遣制度で隣徳学院にやってきた御上先生。3年2組の担任として生徒たちとの交流を始める。無愛想で歯に衣着せぬ物言いで生徒たちをバッサバッサと切り捨てていくが、生徒たちは徐々に御上先生の考えを理解し、信頼関係を築き上げていくのだった。


[感想]

 御上先生と3年2組の生徒たちの交流を通じて社会問題を描く作品。

・話せば分かる

 先生と生徒。犯罪者と取材者。逃げた者と追う者。いろんな構図の人間関係。利害が一致しない人たちが話し合うことで歩み寄って行く。神崎は自分が原因で教師を辞めた冴島のところに通い続け、最終的に真相に辿り着く。

 御上先生は生徒たちから教科書の問題を突きつけられたり、御上の兄について質問を受けたり、成績の低下が原因で文科省に戻ることになりかけたりといろんな問題が起きる。その都度、生徒たちと向き合って議論して、何をしていったらいいのかを見出している。

 対話で問題を解決して行く様子は世の中に希望を持たせてくれる感じだった。


・御上の狙いは

 御上が隣徳に着任した頃はかなり生徒たちに攻撃的な感じ。そこには何か含みがある。その対象が生徒たちではなく、隣徳の理事長と文科省と政府に向けられていると言うのが徐々に明らかになって行く。

 文科省の中には槙野も含まれているのだと思っていたけれど、御上の狙いはもっと緻密に計画されていたと言うのが最後に明らかになる。

 その狙いがなんなのか?は正直、このドラマにおいてあまり重要な見せ場とは感じなかったのが正直なところ。

 それよりは生徒たちとの交流の方に見応えを感じた。


・考える力こそが

 このドラマで訴えたかったことは何か?

 それはおそらく考える力を身につけましょうと言うことなのだと思う。政府の不正というところも描きたかったのだろうけど、大きなところはやはり考える力と感じる。

 社会に出たら、世の中には答えのない問題ばかり。学校教育の答えありきの取り組みでは解決できない。自ら考えて、どのようにしたら良いのかと言うのを見出せるようになって欲しいと言うメッセージ。

 実際、会社で仕事をしている時に指示待ち人間というのを見かける。自分で次に何をしたら良いのか考えて行動して行くと言う力こそが、これからの時代、ますます大切になって行くのではないかと共感する部分だった。


 生徒たちとの関係が良くなって行く展開が印象的な作品だった。


[各話感想]

 第4話 学園祭で!

 第10話(最終話) プラン御上3発動!


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


 
 
 

最新記事

すべて表示

Комментарии


© 2023 サイト名 Wix.comを使って作成されました
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

 
 
bottom of page