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国内ドラマ『対岸の家事』第6話 選択とモヤモヤの交差点──キャリアと家族のはざまで揺れる想いとは?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 6月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月30日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 次はどんな格差?


 今回は国内ドラマ『対岸の家事』第6話を紹介します!


[内容]

#6 “働かない"はダメ?人生の選択肢

 詩穂は中谷に依頼されて、社会復帰を考える女性としてインタビューを受けていた。働いていないことに対してモヤモヤとしている。

 長野は会社でロールモデルによるキャリア形成の講演を企画するよう指示されていた。講演者も選んでいいと言うことで、長野は憧れの先輩・江崎部長にお願いをしていた。

 中谷は第二子の計画をと言って妻に相談をするが却下されていた。

 三人はモヤモヤした状態でホームビュッフェを開催して、そこでそのモヤモヤをぶつけ合うのだった。


[感想]

 詩穂が再び働かないことに向き合う1話。

・職場に復帰するための障壁

 詩穂が職場に戻るための障壁についてヒアリングされている。質問している側からしてみたら、相手が職場に復帰しようと思っているのにできな何かがあって専業主婦になっていると考えている。しかし詩穂にしてみたら復帰も何も考えていないのに、その質問。どう答えたらいいのかって感じではないのか?

 自分が詩穂の立場だったら専業主婦を選んだので復帰のつもりはないで終わらせるのだろうな。

 興味深かったのは、何か制度を作る時にボトルネックを探す活動をしているのだなと言う事実。ヒアリングしてきっちりと作り込もうとしているのが伝わってくる場面だった。


・ロールモデルは時代とともに変化

 昔と今と働き方は変わってきている。これまではガンガンやれって言うのが許されていた(のかは不明だが、普通に実施されていた)のが今では環境が変わってきている。少子高齢化で女性もしょくばではたらきつづけられることが求められていると言う。

 時代が変わればロールモデルも変わるもの。ガンガンはよりも両立する人という感じで求められる像が変わる。実践できている人も変わって行くと言う感じ。

 あまり意識したことなかったけれど、実際そうなのだろうね。いつまでも同じ価値観の中で仕事をしていたら世の中の流れに乗りそびれるのだろうなと感じた。


・ビュッフェとは人生の縮図

 印象的な場面があった。

 長野と江崎がビュッフェに行く。そこで江崎がビュッフェって人生そのものだよねと言う。取捨選択して、食べたいものが残る。人生においても取捨選択。彼女の場合、結婚か、キャリアか。

 結婚を選んだらキャリアが閉ざされる現実も改善の余地があるのだろうと思いながら、キャリアか家族かは誰もが悩む部分なのだろうと思う。

 ビュッフェのように可能な限り取ることやお代わりができたら人生の選択もだいぶ違いそう。そう考えるとビュッフェと人生は等価とは言い難い。


 キャリアについて考えさせられる1話だった。


 前話感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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