こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどうなる?
今回は国内ドラマ『嘘解きレトリック』第3話を紹介します!
[内容]
#3 親友についた嘘…命の恩人は松葉牡丹の君?
祝は鹿乃子から部屋の中の荷物をガラクタと呼ばれて、片付けがてらそれらのものを質屋に出しに行っていた。
キレイになった事務所に端崎馨がやってくる。雑誌の1ページを見せて、この写真の女性は自分の腹痛の時に介抱してくれた女性に違いない、と言いにくる。しかし祝は違うと嘘をついていた。なぜ親友に嘘をついたのか分からなかった鹿乃子は、自らその女性に会いにいくのだった。
[感想]
祝が端崎馨に嘘をつく一話。
・質屋でスッキリ
事務所にあった荷物、足の踏み場がないくらいに多い。片付けてもすぐに散らかる状態。鹿乃子がガラクタと言ったのがきっかけで、祝はそれらを質屋へと売りつける。それで得たお金で月見うどんを食べに行っている。90銭になったらしいそれらのガラクタ。
この金額は今でいうところのどのくらいの金額なのだろうか。八百屋に行って買い物をしてお鍋を作ることもできていたし、結構使い込んでいるようにも見えたけれど、それでもお金があると言っているからそれなりの金額なのか。
質屋に売り飛ばして部屋はスッキリ。それでもまだごちゃごちゃしている感じが残る。それだけ多くのものを持っているのだと分かる。贈答品の割にはかなりの量。
・力の分析
祝は鹿乃子がどのような状態だったら嘘を見極められるのかを実験している。紙に書いたもので試したり、見えないところで嘘をついたらどうかとか、さらには未来の不確かなことを言ったらどうなるかなど。
この辺りがきっちりとしていると思う。祝が探偵としての観察力が高いのと同じように、物事に対する好奇心が伝わってくる。知りたいという気持ちがよく伝わってくる場面。
・嘘の理由
鹿乃子は祝が端崎馨に嘘をついた理由を知りたくてモヤモヤしている。しかし聞けずにいる。とうとう自分でその理由を調べようと、端崎馨が気になっている女性のところに直接行ってみることにする。しかし、最後の最後で声をかけられずにいる。そこに警察がやってきて、女性は逃げていく。
その様子を見て、鹿乃子に理由を述べている。端崎馨に無駄にがっかりさせたくなかったという配慮。親友だからこその嘘。
さらには鹿乃子を試していたというのも理由としてあったというのだから、祝の考えは奥深い。
物腰柔らかな祝が親友思いのところを見せるのが印象的な一話だった。
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それでは、また次回!
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