こんにちは、Dancing Shigekoです!
ヒルコと対決か。
今回は国内ドラマ『全領域異常解決室』第8話を紹介します!
[内容]
#8 人間の罪×神の暴走 犯したタブー
四人の餓死事件が発生する。現場付近に映っていたのは月読命。全決は彼女の仕業と判断して、行方を探しに行く。ところが月読命の方から全決に現れる。彼女の目的は、自らが黄泉送りの罪を被ることで天岩戸別命に会うこと。その正体をヒルコに伝えて、娘の自殺の直接の原因を作った人物の身元を特定することだった。
[感想]
人に手を下した神の末路を描く一話。
・ヒルコの狙い
ヒルコが情報を交換をネタに月読命を操っている。そして一番知りたいのは天岩戸別命を見つけること。なぜその神を探したいのか。黄泉の国への入り口を開けることができるという天岩戸別命を見つけることで、何をしたいのか。
という部分が後半に明かされる。黄泉の国の神と総入れ替えというのを考えているとか。八百万の神の中には悪い神もいるということだろうか。
ヒルコは実は閻魔大王か?などと感じた。
・神が人を殺める禁忌
月読命は、自分の娘を自殺に追いやった人物を探そうとしている。SNSで嘘の情報を流され、娘は気が病んで自殺してしまったという過去が明かされ、その復讐に取り憑かれた。本来、神は人を殺めてはいけない、とされている。その禁忌を破ってしまった月読命は黄泉送りが確定。
神が人を殺めてはいけない、このルールはどの世界でも一緒なのか。だとすると他の作品でも結構ルール違反が起きている?などと考えてしまった。
・人に愛想を尽かした神
印象的だったのは、自分の娘を殺された月読命が、天岩戸別命にした質問。「人間は技術を手に入れて愚かさが増した。」と言ったことを言っている。助ける価値がないのではないか、と疑問を口にしている。
何百年、何千年と人間を見てきた神にとって、人間はどう映るのか。愚かな生き物、というのは分かる。助けたくなくなる、その気持ちも分かる。
それであるならば、人間の本質を変えようとする神はいなかったのだろうか。それを興玉はしようとしていたのだろうか。
月読命の言い分がよく分かる一話だった。
前話感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments