こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどんな超常現象?
今回は国内ドラマ『全領域異常解決室』第2話を紹介します!
[内容]
#2 ほこら破壊!キツネツキ
名門女子高校で一斉気絶を起こす。全決に調査の依頼が来て、現場に興玉と雨野が向かう。生徒会長の剣持に一通り学校を見させてもらって、興玉はキツネツキの仕業と特定する。生徒を集めて、そのことを報告。目安箱を用意しておくので、祟りが関係しそうなことを教えて欲しいと情報を求めると、生物教師 山杉が容疑者として浮上してくるのだった。
[感想]
キツネツキについて調査する一話。
・教師と生徒の力関係
一斉気絶の原因がキツネツキだという。そして祟りと思われる出来事、たたられるような行動について思い当たることを生徒たちに目安箱に入れてもらう。その入れてもらったものの中から、歴史の先生がいなくなった理由につながるような事実が発覚。
生物の先生が生徒の弱みを握って、生徒たちに盗撮をさせて、その写真を売って金儲けをしていたという。
生徒よりも立場的に強い先生が、生徒の弱みを握る。その弱みを利用する、という構図。生徒の将来を盾に、自分のやりたい悪事に手を染めさせるという流れ。将来のことを考えると生徒としては先生に目をつけられるわけにはいかない、という考えが働くことを逆手に取った行為。
実際にもこういうことがあるのか。ありそうなのが悲しい。
・人間嫌いの興玉
興玉が人間嫌いだと宣言。その人間が時々美しい行動を見せるという。それは誰かを守るために自らが犠牲になるという姿だという。生徒の将来を考えて、自分が罪を被ることを決めた先生の行動を褒め称えている。
興玉が人間嫌いなのは、きっと生徒を強請る教師がいたり、人の不幸を喜ぶ人たちがいたり、とにかく自分のことだけを考えている人が多いからなのだと思う。この先も興玉は人間嫌いであることを強調していくのだろうか。その背景を描くのだろうか。
興玉の感覚に共感。
・一斉気絶の原因
一斉気絶の原因を解き明かすはずが、教師の失踪、キツネツキの正体の解明、と違う方向へ。当然、校長も一斉気絶の原因はなんだったのかと最後に聞いている。すると、その理由もさらりと答える興玉。あまりにも淡白に気絶の原因を断定していたので、狐に摘まれたような気分になった。
この先も超常現象は存在しない、という系統で進んでいくのか、と思う1話だった。
前話感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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