こんにちは、Dancing Shigekoです!
最終話の一歩前まで到着しました。
今回は国内ドラマ『リコカツ』第9話を紹介します!
前作の感想はこちら→第8話
[内容]
咲は家を売ることを家族に宣言していた。そして青山が売却の手続きを手伝ってくれることになる。委任状を紘一のところにもいってサインをもらう。
紘一は咲の父 武史から連絡があり、立川に会いにいっていた。そして美土里から騙し取ったお金を返すよう迫っていた。その時に美土里が病気だと知る。それで二人は美土里に会いにいく。武史は美土里と二人きりになって説得する。
紘一は咲を家に送っていた。そこに青山が来たため、紘一は慌てて出て行く。
咲は突如、ファッション誌の編集長からパリへの研修の話を持ちかけられていた。
そして紘一は母 薫から連絡がある。旅館で働くようになった父が問題を起こしているからすぐ来てほしいと。支配人に必死にチャンスを求める父の姿を見て、薫はもう一度話を聞いてみようかと考えているのだった。
水無月の原稿がほぼ出来上がり、咲は話を聞きに来ていた。最後のページがまだ白紙で、その結末は咲が決めてくれたらいいと言われ、咲はもう結婚しないと回答。それに対して水無月は激怒する。それがきっかけで咲は紘一を呼び出し、想いを伝えるのだった。
[感想]
一度ダメになってしまった関係が再び動き出す一話。
・キーワードは今からでも遅くない
武史が美土里にとにかく生きていてほしいと懇願する。その様子を見て、美土里は、今からでも遅くないのかなと考える。
薫も正が必死に支配人に思いを伝えている姿を見て、考えを改める。今まで誤解していたのかもしれないと、考えを改める。自分が蓄積してきた思いを考えられる柔軟さと正の姿勢を認める寛容さには、人としての大きさを感じる。そしてそこには今からでも分かり合えるのかなと言う考えが見える。
そして咲。これまで何度となく悩み、今更と思おうとしても、どうしても諦められない。そして今からでもやり直せると言う周りの力に後押しされて紘一に想いをぶつける。
一度ダメだと思ってもセカンドチャンスがあり、そこに向き合うのに遅いと言うことはないと強く感じさせる展開だった。
・きっかけは水無月だった
頑固な咲を動かしたのは水無月だった。なんとなく彼の咲への迫り方は含みがあると感じていただけに、やはりそう来たかと感じる展開。それは嫌味な展開というわけではなく、水無月があんなにもストレートに想いをぶつける熱い人物だったことに爽やかさを感じる展開。軽い感じに見えて、見るべきものを見ているという意味で、すごいかっこいい存在に見えた。
・決して無理強いしない青山
咲の周りの男性陣は立派な人が多い。青山は一度は復縁を望んだものの、咲の気持ちを痛感して身を引くことを決めたように見える。逆に彼女の心の声を受け取り、優しく聞いてあげる。そんな苦しい立場を、顔に出さないのがとにかくすごい。大人だと感じる。
めでたく復縁する気配が見える三組の離婚家族。最終回で待つ結末が気になる一話だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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