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国内ドラマ『リコカツ』 最終話 今の二人の前には乗り越えられない壁はない

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 半ば一気見に近いペースで最終話にたどり着いた・

 今回は国内ドラマ『リコカツ』最終話を紹介します!


 前作の感想はこちら→第9話


[内容]

 紘一と咲は再び交際を始めた。まずは契約が決まってしまった家を取り戻すことから始める。すると契約していたのは山田幸雄こと水無月連だった。嫌がらせだという水無月はすぐには家の契約破棄に同意はしなかった。

 紘一が相談に行ったときに咲がパリに行く話を聞いて、紘一は自衛官をやめて一緒にパリに行くことを考える。ところが、咲が有給休暇で水戸に来たときに紘一が退職することを考えていることを知って激怒する。

 お互い腹を割って話し合った結果、紘一は自衛官を続け、咲はパリに行くことにする。3年間のパリでの研修の間は、ビデオ通話で関係を維持するのだった。

 そして三年が経ち、咲が戻ってきて、二人は再び結婚するのだった。


[感想]

 最後は皆、それぞれの幸せの形になる

・元に戻るのは咲と孝一だけではない

 咲の両親も、紘一の両親も新たな形で、二人の関係が始まる。再開というよりは新たな門出という感じが印象的。そして、さらに人生100年時代、がここにきて頻繁に出てきたキーワード。一度別れたものの、その歳からでも二人の関係を築き上げていくのに十分な時間があることを主張するための設定。

 どうしても人生100年時代と聞くと、『まだ結婚しない男』を思い出す部分があったけれど、純粋にこの二組の熟年カップルにとっては、重要なキーワードって感じた。

 みんな新たな形で幸せになっていくのがよかった。


・またしても突っ走る紘一

 水無月から咲がパリに行くことを知って、迷わず自衛官を辞める道を選ぶ紘一。その行動力、決断力の高さには驚きの一言。退職願があっさり受領されてしまったものと思っていただけに、咲に叱られ、退職を撤回することができたときにはよかった。

 自衛官としての仕事をパリでできないか、という相談でもあるのかと思っていたけれど、さすがにそういう展開にならない。そんな展開にはならず、カウントダウンを用意して咲の戻ってくる日を待つ様子には、待ち遠しさを感じずにはいられなかった。


・パリに降り立つ咲

 ファッションの最先端はパリ、ということなのだろう。咲がパリに行った直後のパリの様子が映し出される。エッフェル塔、凱旋門、そしてルイヴィトン。まだ行ったことのないパリをドラマを通じて体験する。

 咲が普通にフランス語で現地スタッフと議論している様子がとても印象的だった。実力でファッション誌の編集に戻るというだけのことがあると、最後まで感じさせた。


 新たな形で関係を作り上げていく咲と紘一。相変わらず意見の衝突はあるものの、それを乗り越えていく力をつけて、新たな一歩を踏み出していくのを感じさせる最終話だった。


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!



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