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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』第4話 吾妻との接点が語られる!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 捜査一課に配属になってさらにやりたい放題か?


 今回は国内ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』第4話を紹介します。

 前回感想→こちら

[内容]

#4 吾妻刺される!仲間のため満員電車大捜索…

 皆実が吾妻とジョギングをしている。その通りで刺されたと言って倒れる男性がいた。男は外務省の官僚 狩野浩紀。刺されたと言われた場所を調べるとオオカミの紋章が浮かび上がる。それは痴漢撃退スタンプだという。

 同じような手口で亡くなった人物を洗い出していくと、全員痴漢の前科もあった。そこから関連がないか調べていくのだった。

[感想]

 皆実が吾妻と強力なタッグを組んで捜査する一話。

<痴漢を撃退>

・複雑な心境になる

 今回の事件は痴漢をしていた人物が殺されると言うもの。痴漢自体も犯罪。犯罪に大小はないのだろうけれど、痴漢被害に遭ったことのある人なら、痴漢は許せないものだろうと思う。そういった人たちが事件の捜査に加わるとき、どう感じるもなのだろうか。

 今回の犯人の意見では、「痴漢は軽犯罪で10万くらいの罰金を払ったらすぐに許される」と批判。被害に遭った側にしてみたら、そんなのは生ぬるいと感じる。

 殺人も痴漢も同罪。ただ一般民が痴漢を裁くことは罪、と言うこの構図。被害者の心に傷を残さないようにする方法はないものか、と思う犯罪がテーマだった。


<つながる過去>

・執拗に犯人を追う吾妻

 今回は吾妻中心の展開。皆実と一緒にジョギングする場面から始まり、亡くなった男性の手から浮かび上がってきたスタンプがオオカミだと特定。さらにスタンプが何かを知っている。痴漢撃退スタンプだという。

 犯人を追いかける姿勢にも気合が入っている。いつもよりも気合、気迫、どちらかというと憎しみがある。過去に痴漢被害にあったことがあるのだろうと想像される展開。

 それなのに痴漢を庇って、代わりに刺される。痴漢よりも殺人の方が罪が深いというのを自然と行動で阻止している感じ。

 そして最後は病室で、皆実が過去の手紙の話をする。10年前に受け取った日本人高校生からの手紙。その手紙に、皆実は励まされたと言う。自分が活躍することで勇気づけられる人がいると知ることができたと感謝している。その手紙を出したのが吾妻。

 さて、ここで気になるのは第一話で吾妻の名前を聞いた時に、微笑んだそぶりを見せる振り返り場面が出る。実際に第一話で微笑んでいたのか。気になる。最初から知っていたと言う設定か、それとも後付けか。ドラマなどで後から明かされる事実がどれだけ計画的に用意されていたのか、と言う部分はいつも気になってしまう。

<満員電車>

・都内の地下鉄

 次なる被害者と思われる人物が乗る電車が特定される。そこに捜査員が駆けつけて、皆乗車している。かなり混雑の電車。隙間なく人が立っている。都営地下鉄線のどこかだと思われるその光景。

 それに比べると私が利用する通勤電車は立つスペースが十分にあってありがたい。たまに学生がドア近くでたくさんいると多いと感じる程度。

 満員電車ともなると痴漢が普通に横行しているのだろうか。そういう行為に走ってしまう人たちの心境とはどういうものなのだろう。満員電車というあまりにも日常的な景色の中で起きている犯罪。混雑を緩和することが防止へつながるのかも?

 痴漢を無くすことを考えさせられる一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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