こんにちは、Dancing Shigekoです!
犯罪が続く。次はどんな事件?
今回は国内ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』第3話を紹介します。
前回感想→こちら
[内容]
#3 相棒へ挑戦状!俳優殺人の巧妙トリック
公園で人気俳優の死体が見つかる。皆実は捜査一課に正式に配属されて、捜査に堂々と加わっていた。第一発見者は皆実が楽しみにしているドラマ『マイホームズ』の主演 羽島。皆実は嬉しそうに羽島への事情聴取へと出かけていく。何かに気づいていたものの、護道には伝えず、真相に気づくかを試すのだった。
[感想]
皆実が事件の関係者に盛り上がる一話。
<犯人の痕跡>
・その行動に意味がある
今回は皆実が護道を試す展開。
皆実が興味を示す場所がいくつか出てきたり、不思議な行動をとる。ドラマ『マイホームズ』に出演している女優にも会いにいく場面がある。そこでプレゼントと言って、ハンドクリームを渡す。一体、これが何を意味しているのか。
実際に最後の犯人特定の時に、そのハンドクリームが意味を持つのだけれど、初見ではなかなか気づけないものがある。皆実は何を見ようとしているのか。後から種明かしされて、見たら確かに分かるのかもしれない。
次回は、最初に気づけるように皆実の意味深な行動には注目してみたいと思った。
・その知識があれば
事件は夜中の1:00頃とされている。しかし皆実は、犯人が誰という目星をつけていて、それを実現させた方法がなんだったのか、という観点で捜査している気配がある。
その結果、とある場面での出来事がヒントとなる。死後硬直の進行具合から、殺害時刻を推定しているのだけれど、そこの知識があったら、今回のトリックは分かるのかもしれない。初めて見る人でも、知識があったら、気づくことができたのだろうか?
<不謹慎に感じる>
・お気に入りのドラマ出演者だからとは言え…
皆実にお気に入りのドラマがあるというのは、いささか不思議な感じではあるのだけれど、ホテルで「マイホームズ」を見ている。その出演者である羽島に会えるというので、大喜びの皆実。事情聴取に来ているはずなのに、羽島の家の環境を見て楽しんでいる。
さらに女優に会いに行った時も事件について話す前にドラマについて話をしている。
脚本を読ませてほしい、と言ってみたり、撮影現場を見させてほしいなど、職権濫用感があって、ちょっと気になってしまった。
実際に事件関係者に俳優などが絡んでくると、警察官というのは浮足立つものなのだろうか。気になる。
<カスタム稽古場>
・自宅に完全密閉の部屋
ドラマの中の俳優だからなのか、羽島の家には完全防音の稽古場がある。そこには-50℃(だったか?)から70℃まで温度を変えることのできる空調があると言う。さらに小道具がたくさん。
広さもバスケットボールのコートくらいありそう。それを自前で用意しているというのだから驚き。それだけ俳優は儲かるのか、と思ってしまう部分もあったり、それだけ熱心に役作りする俳優が本当にいるのだろうか、と思う部分もあった。
アカデミー賞を取るような俳優はこのくらいやっているのかも?興味の湧く世界観だった。
皆実の推理を聞いて、自分も気づくことができたのかもしれない、と思う一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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