こんにちは、Dancing Shigekoです!
過去について触れられそうな気配。
今回は国内ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』第2話を紹介します。
前回感想→こちら
[内容]
#2 相棒は連続殺人犯!? 12年越しの真実…独白隠し続けた涙の過去
河川敷で女性の遺体が見つかる。皆実は一日予定が詰まっていたが、その予定をキャンセルして捜査一課と共に河川敷の遺体の見聞に向かう。その女性を見た護道は12年前の殺人事件を思い出していた。
捜査を進めていくうちに、徐々に犯人は警察内部の犯行説が浮かび上がってきて、その筆頭に護道が挙がっていた。皆実は護道に疑いの目を向けるのだった。
[感想]
過去の事件と関連がある女性遺体について捜査する一話。
<類似事件が発生>
・過去の事件は冤罪か
河川敷で女性の遺体が見つかる。状況を見聞していくと、12年前に起きた事件に酷似している。その決め手は安物のローズの香水の香りが微かに残っていること。それで12年前の犯人と同一犯と見て捜査が始まる。
12年前の犯人は、当時護道が逮捕していて、受刑済み。三ヶ月前に出所してきたという。容疑者は青柳直哉。護道はすぐさま青柳がいそうな場所に詰めかけていく。そして青柳の事件は冤罪だったと主張するジャーナリスト新城のところに匿われている青柳を見つけて、逮捕をしようとするが逃げられてしまう。
そこから、捜査は一転。青柳にはアリバイがあったとして、犯罪は不可能とされる。そこから、やたらと事件関係者と接触している護道が逆に怪しまれていくと言った流れ。
青柳がやったと決めてかかっていく辺りは、やや乱暴という印象を受けざるを得ない。あのような捜査方法がネットで流れたら、警察の信用は一気に落ちると思うのだけれど。そうではないのだろうか。
しかも護道は殺された女性たちの首を絞めている夢を見ている。いよいよ護道が怪しく見える。そんな見せ方だったけれど、皆実が捜査を巧みにコントロールしていたと言うオチ。
皆実の凄さが際立つ以前に、護道の危険な捜査っぷりが気になってしまう展開だった。
<明かされる過去>
・護道心太郎は養子
その護道。実は父親が殺人罪で逮捕されていた。その後に護道に養子として引き取られたのだとか。父親が殺人をしていた、と知ったら、周りの人の態度はもっと変わるものではないのか。少なくとも最近読んだ小説『手紙』ではかなり影響は大きそうだった。
彼を養子にしたのが警察庁長官の護道。警察庁長官になるような人物だから、犯罪者の子供が、事件の影響を受けてはいけないと思ったのか。
過去が知れ渡ってしまった今、果たして護道心太郎への周りの関わり方はどう変わっていくのか。気になる。少なくとも皆実はあまり気にしている感じではなかったけれど、吾妻とかどうなのか。
<警視庁の食堂>
・冒険に成功と報告
ホテルに宿泊中の皆実。今回は一人で警視庁に出向いたみたいで冒険成功と護道にメッセージを送っている。護道が警視庁に着くと、食堂で若手警官たちに過去に取り扱った事件について話をしている。
警視庁でも当然、食堂があるのだなと思ってしまう。その食堂の雰囲気は、自分の知る会社の社員食堂に似ている。ここがおしゃれな作りをしていたら、反感を買うのかもしれない。
皆実の推理が最後の語られ、そう言うことだったのか、と思わされる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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