こんにちは、Dancing Shigekoです!
立木の計画にこのまま付き合うのか?
今回は国内ドラマ『ハヤブサ消防団』第5話を紹介します!
[内容]
#5 ある女の運命
美馬は中山田から立木がアビゲイル騎士団の一員だったと聞かされてから、彼女と距離をとっていた。そんな中でドラマの撮影が始まる。その異変に気づいてか、立木が美馬に質問を投げかけてくる。美馬は今の状況をどうしたらいいのか、と考えて、彼女に直接アビゲイル騎士団のことを聞くのだった。
[感想]
立木の過去が語られる一話。
・夢に向かって頑張っていた頃
立木の東京での生活が描かれる。会社の面接の様子から始まり、仕事の後に一生懸命脚本を描いている様子が描かれる。その様子を見ていると自分の若かりし頃はどうだっただろうか?と思ってしまう。自分の過去を振り返って、比較しても意味のないことではあるけれど、頑張る若者の様子を見ると、どこか引け目というか、自分の当時の時間の使い方との比較でもどかしさを覚える。
そしてこうして頑張っていた人たちが、今、この状態なのだと思う。
立木の頑張っている様子を見ていたら、もっともっと今がバリバリのキャリアになっていても良さそうと感じたのも正直なところ。
・騙されたと知った時
その理由がやがて明らかになっていく。
社長に、脚本の出来がいいと褒められ、編集長(?)からも次のドラマで採用されそうだぞ、と伝えられ、気持ちは絶好調。自分の書いた脚本が、ドラマに使われると思ったら、それはさぞ嬉しいだろうと思う。それまでに頑張っていた様子を見たら、その喜びは人一倍だったと想像される。
それだけに、無名の脚本家よりも社長の名義の方がいいという話なった時のショックは、言葉では表せないものだったのではないかと思われる。しかもその後も、ずっと社長のゴーストライターになり、そこに苛立ちを加速させる社長のオオホラ発言で、きっと気持ちはどん底。
立木に待っていた明るい未来が、こうして潰されたのかなと思うと居た堪れない。
・救われたと思う時
精神的に弱っていた時に相談した友人から、アビゲイル騎士団の弁護士を紹介されて、受け入れてもらって、立木のために彼女の勤めていた会社にクレームをつけに行ってくれる。
社長からはカルト教団、と言われても、立木にしてみたら、社長のパワハラが怖くて言いなりになっている方がよっぽどカルトだと言い残して去ってくる。
新興宗教だから、カルト、というのは一概には当てはまらないのかも?と思うと同時に、自分や宗教よりも、もっと違った形で苦難と向き合えたらと思う。
立木の過去が明らかになり、それでも美馬の思いが突き進んでいくのを感じる一話だった。
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それでは、また次回!
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