こんにちは、Dancing Shigekoです!
浜畑の進退は?
今回は国内ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第7話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#7 引き抜き! 絶体絶命~男の覚悟に大号泣!!
星野は君嶋に白水商船の事故調査について、帝国工業大学の森下教授から、風間商事のバンカーオイルとの関連はないと結論づけられたと報告を受ける。
海外事業部の藤島は食事に出かけた帰りに浜畑が津田コーチに会っているところを目撃する。そのことが君嶋に知らされると、引き抜きだと柴門は言う。君嶋は浜畑を引き止めようと話をしにいくが、浜畑は断ったと言って、練習へと向かう。
ところが、里村にもサイクロンズからの引き抜きの話が行っていて、里村はアストロズを辞めると言う。会社にも辞表を出したと言う。すんなりサイクロンズに行かせるわけには行かないアストロズとしては、里村に移籍承諾書を出さないという選択肢をちらつかせる。それでもサイクロンズに行くという里村と、アストロズの間では確執が生じたまま里村の最後の日が近づいていくのだった。
[感想]
里村を巡って駆け引きがされる一話。
<買収に移籍に>
・風間商事の買収が進む
デューデリジェンスが無事終わり、あとは契約のみ。一ヶ月後には買収が成立するところまでくる。滝川はこれで社長の座を手に入れると確信して、一足早く風間商事の社長室の椅子に腰をかけている。これまで、そんなにあからさまに権力欲を見せる。この腹黒感を見せ始めると、滝川の失墜への道も同時に始まっているように感じてしまう。
バンカーオイルの件は、どちらかが手を回したのだと思う。風間の方だろうかな。買収後に、明らかになって問題になるのではなかろうか。責任問題にまで発展して滝川失墜、のような展開が見える。
またゴルフ場建設が勝手に再開されて、また府中工場に抗議隊が現れるようになって、この辺りにも、問題が大きくなっていきそう。こちらは君島が上手に解決するのだろうか。
・引き抜き工作に苦渋の決断
君嶋はその抗議運動だけではなく、サイクロンズによる引き抜き工作で頭を悩ませている。浜畑が引き抜かれると思っていたら、里村の方にも声がかかっていたという二段構え。いやらしいサイクロンズの仕掛けに苦労を滲ませる。
里村にとって不利な移籍承諾書を出さないと言う作戦を取ろうとするけれど、本当にそれでいいのか、と悩んだ挙句、チームメンバーと相談した結果、里村に移籍承諾書を出して、温かく送り出す。お人好しにも見えるし、一方でラグビーを盛り上げたいと言う思いの表れとも取れて、さすがと言う感じの結末だった。
<ラグビーにかける思い>
・アストロズと戦うと宣言する浜畑
浜畑はサイクロンズへの誘いを即決で断る。アストロズで優勝したいという思いを見せる。表情が固い浜畑、あまり感情を見せないけれど、心の中では熱いものもあり、さらには仲間への理解もある。
里村が辞めると分かっていても仕事を静かに手伝う。そんな寡黙な男。思いはみんなで最高のラグビーをしたい、ラグビーを盛り上げたい、というものを感じる。里村を送り出すために、君嶋に声を最初にかけるあたりにもその思いが表れている。こう言う選手がいるのだから、アストロズは心強い。
・もっと上を目指したい里村
一方、里村は日本代表として、もっといい環境で練習を、ラグビーをしたいと言う。現役バリバリの選手だったら、そう言う決断もあるのだろう。確かにタイミング的には悪すぎるように思うけれど、それは里村が悪いのではなく、そのタイミングで声を掛けたサイクロンズが邪悪であって、里村ではないのだと思う。
それにこのタイミングでも良い環境を選ぶのは、ラグビーの選手としては当然のことだし、かなり決断がいることだったのだと思う。そう考えると、里村を悪者っぽく描いていたけれど、温かく送り出してあげるのが、良い結果だったのだと思う。
サイクロンズ戦で里村に佐々が仕掛けるような結末が待っていそうな気もする。シーズン、どうなるのか。
<東京都心>
・本社ビル
頻繁に登場するトキワ自動車の本社ビル。東京都心にあるのだろう、と思われるその建物。貞操な建物と高層ビルとが並列している。その建物の様子が、どことなく『花咲舞は黙っていない』の本社ビルにも見える。でも違う。東京の中心にはこう言った建物がたくさんあるのね、と思ってしまう。
新生アストロズが動き出すと感じる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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