こんにちは、Dancing Shigekoです!
毎回じんわりと感動が訪れる。
今回は国内ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第3話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#3 涙の大逆転!仲間を信じて戦え!
君嶋は観客動員数を増やす取り組みが必要と考えていた。強いチームを作っても観客が昨年同様平均2000人では、収益は上がらないと考え、どうしたらいいか作戦を考えた結果、地域貢献、イベント参加などをすることで知名度を上げることを提案。
チームメンバーにオフの日にボランティアで協力してほしいとお願いして、動き出す。ところが追加の予算が必要となり、君嶋は役員会に頭を下げにいく。滝川になじられながらも、予算を確保することに成功する。
順調に動き出したかのように見えたけれど、ボランティア、仕事と練習という休み知らずの状況の中、練習中に集中力を欠いた岸和田が怪我をしてしまう。それでメンバーはボランティアをボイコットすることを決める。地域貢献が減少してしまう。
開幕が1ヶ月を切ったところでもファンクラブへの入会が少なかったが、君嶋はメンバーを飲み会に招集し、思いをぶつける。さらに岸和田も続き、メンバーは再びボランティアの協力もするようになるのだった。
[感想]
君嶋が少しずつGMとしての働きを発揮し始める1話。
<情けは人の為ならず>
・地域の子どもたちと交流
君嶋の提案で地域の子どもたちとの交流を増やそうと病院や小学校を訪問していく。そして少しずつ子どもたちの間の認知度を上げていく。しかし、その努力の成果はすぐには見えてこない。ファンクラブの人数はほとんど伸びていない状況が続く。
そこに追い打ちをかけるように岸和田が怪我をしてしまう。いよいよボランティア活動に対する不満が爆発してしまう。
ところが、岸和田が脱臼した肩の治療のために入院した病院は、先日、ボランティア活動で子どもたちとの交流に深めた場で、岸和田がサイン入りボールを入れた子供もいた。その子供が岸和田にお礼を言い、母親もお礼を言う。その出来事がきっかけで岸和田は自分たちの活動は地域の子どもたちのためではなく、自分達のためだったのだと感じる。
その発言はことわざにある通り、「情けは人の為ならず」そのものだと思える瞬間。
子どもたちのためにボランティアしていると考えていたら、大違いだったと言うのが、実に印象深い展開。
<少しずつ馴染んでいる>
・アストロズ存続、ゆくゆくはラグビー存続
君嶋はラグビーが嫌いだと口では言いながらも、少しずつラグビーの将来をなんとかしたいと考えるようになっていく。ラグビー協会との打ち合わせの場でも恐れ知らずで意見具申をする。協会費用をもっと活性化させるために使ってはどうかと。
さらにアストロズのファンを増やそうととにかく動き回る。
その結果、開幕戦はこれまでにない観客動員を達成させる。すっかりラグビーを第一に考えていると感じる展開。
・君嶋の思いが伝わり始める
里村を筆頭に君嶋のボランティア活動に反発し始めるアストロズメンバー。ところが、飲み会で君嶋がみんなに思いを伝える。その言葉がじわじわとみんなに染み込んでいく。さらに岸和田もその言葉に続いて、熱い思いを話す。その結果、アストロズメンバーが前向きに頑張ろうって気持ちになっていく。里村も協力する姿勢を見せる。
その時のみんなの納得した表情。これが、微妙に納得しているように見えないのが、少しばかり面白かった。本業は演技をする人たちじゃないのだろうなと感じる。
<地域貢献を目指す>
・あちこちに足を運ぶ
病院や商店街、ラーメン屋(?)、交差点など至る所に姿を見せるアストロズ。あんなに体格のいい人たちばかりが街中歩いていたら、地域貢献のようで威圧的にも感じそう。病院にあれだけの人数集まると、狭そうに見えてしまうから不思議。
そんな威圧的な人たちが地域貢献に活動していたら、応援したくなるようにも思う。この辺りでも活動しているチームがあるのだろうか、と興味が湧いてしまう。ガンバの選手が街中でゴミ拾いしていたら、衝撃を受けるかもしれないかな。スポーツ選手というのは大変。
葛藤の中、地域密着を目指した結果がスタジアムの観客につながってよかったと思える1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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