国内ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』第7話 言葉の壁は大きい!
- Dancing Shigeko
- 2023年11月29日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年12月16日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
万町書の存続はあるか。
今回は国内ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』第7話を紹介します!
[内容]
#7 持ち主不明の1億円!転落事件に隠された真実
一円は更なる経費削減を求めてくる。その背景にはリストラの影があったが、そのことには触れず、とにかく経費削減で対応をしようとしていた。しかしそんな中、転落事故が発生。怪我をしたノッカーは1億円を拾った人物。そのお金を狙った犯行と考えて、捜査が始まる。しかし、ノッカーは日本語が話せない。
彼に仕事を紹介した奈倉という女性が通訳をしてくれたが、何か隠し事をされていると感じた湯川犯。通訳を考えるが、経費削減の背景を知った湯川は躊躇していた。そこに一円が通訳を雇うことを提案してくるのだった。
[感想]
1億円の拾い主が襲われる一話。
・1億円欲しさに!
1億円が警察に届けられる。届出があってから三ヶ月経つと、届出した人に持ち主の権利が移るという。その制度を知っているらしい人たちが、拾った人に1億円を持っていかれる前に、自分が落とし主だと言ってお金を横取りしようとする人たちが警察署に押しかけてきている。
三ヶ月経つと拾った人のものになるという制度があったと言うのが、まずは驚き。知らなかった。無知というのは恐ろしい、と感じる。
さらに1億円と聞いて、嘘をついてでもそのお金をもらおうとする人たちがいるという事実。これはドラマだからなのかもしれないけれど、実際にもいるのかもなぁと思うと恐ろしい。
いろんな気づきのある事件。たまにニュースで竹藪からお金とか見かけるけれど、こうやって管轄の警察に持ち主だと名乗る人たちが訪れていたりするのだろうか。
・言葉が通じない!
1億円を拾ったノッカー。ノッカーが転落して怪我をする。それが事故なのか事件なのか。湯川犯が捜査にあたる。本人に事情聴取をしようとするがハラン語しか話せないという。それで捜査が行き詰まってしまう。
ハラン語の通訳は日本で一人しかいないと。その予算は数十万円、という。通訳代を払うのを渋って捜査に支障をきたしているところに、ノッカーに仕事を紹介したという女性 奈倉が現れて、事態はいい方向に進んだように見えるのだけれど。。
・起こりうる世界観
実際には奈倉は嘘の翻訳をしていて、捜査を間違った方向へと行かせていたというのがオチ。今では機械翻訳の精度がかなり上がってきて、全く言葉が通じないということは起きないのかもしれない。
しかし、私が想像する世界では、言葉を自在に操る人物が、あるいはAIが偽の情報を相手に伝えて、自分の意図通りの方向に仕向けることができてしまうと感じている。こういった翻訳によるミスリードって、実際に起こるような気がしている。さて、いかに?
一円と湯川の関係よりも事件の背景や、一億円に惑わされる人々の様子に、世の中の怖さを見た1話だった。
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それでは、また次回!
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