こんにちは、Dancing Shigekoです!
ミドリの暴走は止まるのか。
今回は国内ドラマ『ダイイング・アイ』第6話(最終話)を紹介します!
[内容]
#6(最終話)
木内が雨村にミドリがおかしくなっていった事を語っている。一通り話を聞いた後、雨村は江島から連絡があって、銀座の喫茶店に会いに行く。ロッカーの鍵を受け取り、江島に別れを告げる。
雨村はロッカーからお金を取って、家に戻り、逃げる準備をしようとするが、そこに江島が待っていた。江島はお金を奪い返そうと雨村を襲うが、そこに瑠璃子が現れるのだった。
[感想](※ネタバレにご注意ください)
すべての決着がつく一話。
・壊れゆくミドリ
木内がミドリの事故後の話をしている。最初のうちは、美菜絵が見えるという。すごく怯えた生活をしていたのだけれど、美菜絵に線香を上げに行ってからは一転。元気を取り戻したという。その理由がなんだったのか。そしてとうとう整形までして、美菜絵に成り切ろうとし始める。
岸中との関係が急速に近づいていったという感じだったけれど、それでも長続きはせずに結果的には最悪の結果になってしまったという流れ。
疑問なのは、線香をあげに行った時に何があったのか。急な心境の変化。そのきっかけは明らかにならない。ただ救われた気持ちになったということみたいだけれど、何が本当のきっかけだったのか。
疑問は残る。
・結局動機不明の岸中
最初に岸中が美菜絵に出会った頃の回想シーンがある。美菜絵が妊娠したことも知らされて幸せいっぱいの様子。と同時に、美菜絵が事故にあった日のことを思い出している。なぜ彼女をピアノレッスンに行かせてしまったのか、と後悔している。それは結果論であって、実際にはいつも通りの出来事だったのではなかろうか。と個人的には突っ込みたくなるけれど、そういった胸騒ぎもあったことが綴られている。
しかし、なぜ岸中が雨村を襲おうと思ったのか、その理由は一切描写されず。なぜ雨村だったのか?木内とは面識があったからなのか?結局、そこがスッキリしないままだった。事故関係者で線香をあげに来なかったからなのだろうか。
・あまりにも命を
瑠璃子が雨村の部屋に現れる。雨村は江島に殺されそうになっている。こんなにも簡単に人を殺そうと思うあたりに疑問を感じるのだけれど、瑠璃子が江島に近づいていき、私を殺しなさい、と命じている。催眠術にかかったような形になって、江島は瑠璃子の首を絞め、そのままベランダから突き落とす。
と言った結末。その後、成美も刑事も殺されていたことが発覚して、結構、いろんな人が亡くなっている。ちょっと命を軽く扱いすぎなのではないかって気がしてしまった。後味の悪い結末という感じ。
動機が今ひとつはっきりとしない感じの最終話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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