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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『ダイイング・アイ』第5話 鮮明に蘇る過去

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 木内は事実を語るのか?


 今回は国内ドラマ『ダイイング・アイ』第5話を紹介します!


[内容]

 小塚は雨村が監禁されていた部屋がすっかり片付いているのを見て、木内に任意の取り調べをしていた。雨村は、江島に会いに行っていた。しつこく質問してくる雨村を江島は追い返そうと家まで送る。その途中で雨村は事故のことを全て思い出す。

 事故を起こしたのは江島だったことを鮮明に思い出す。さらに岸中美菜絵を轢いたのは、ミドリだと分かるのだった。

[感想]

 タイトルの意味が少し見えてくる一話。

・蘇る記憶

 事故当時と同じような状況に陥って、突如蘇ってくる記憶。雨村が江島の運転する車の助手席に座っていて、江島がタバコに火をつけようと一瞬下を向いた直後に岸中美菜絵が視界に入ってくる。そしてそのまま撥ねてしまった。という場面を雨村が鮮明に思い出す。

 その状況にどうやってなったのか、ユカが酔い潰れていて、彼女をマンションまで送り、スマホを車に忘れていたので雨村が部屋まで渡しに行って、と言った一連の記憶が蘇っている。

 これだけの情報を完全に忘れていたというのが驚き。記憶喪失って、ここまで綺麗に忘れてしまうものなのか。

 そして一番気になるのは、岸中に襲われて以降、事故のことを気になり始めたけれど、それまではどうだったのか。お金のことも含めて覚えていたのか。いつを境界に事故のことを忘れたのか、非常に気になってしまう。


・成美の行方

 江島の車には成美の付け爪が落ちていて、それを見た雨村は、お金のことも、成美に何が起きたのかも、はっきりと思い出す。ビジネスだと言ってお金を払ってきた江島。33歳で銀座にバーを開くことができる人物というのは、3000万円を現金で支払えるほどの収益を上げることができるのか、と別の事実が気になりつつ、江島は成美を殺したのか?とはっきりしない事実が気になる。

 そんな一連の流れの中で雨村のとった行動が印象に残る。成美を殺したと判断した雨村は、江島に、5000万を要求。事故の身代わりで3000万、成美の件で2000万、合計5000万という計算を口にする。その話っぷりからすると、3000万は取り戻したのだろうと思っていそうな口ぶりが驚き。江島も5000万をあっさりと了承しているし、この会話から成美が殺されたのだろうって表現しているのかもと、想像してみる。


・死にゆく魂

 身代わりになっていたのは、雨村だけではなく、木内もそうだったことが明らかになる。なぜ木内は頑なに口を閉ざしていたのか。それはミドリが事故を起こしたことは言ってはいけないことだったから。飲酒運転で人を轢いたとなっては、重罪なのは明らかなだけに、隠し通そうとしたのだと理解。

 しかし、本当に隠したかったのはミドリが、岸中美菜絵の死にゆく時の眼差しを見ておかしくなってしまったことだったということ。もし、死の間際に相手に強い怨念を持って睨みつけたなら、このドラマのように魂?は相手に移ることができるのだろうか。不気味な世界観を考えるものだと感心してしまう。

 すべてが明らかになりそうな気配の一話だった。

 前話感想→こちら

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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