こんにちは、Dancing Shigekoです!
小説で読んだのに記憶から完全に抜け落ちている。
今回は国内ドラマ『ダイイング・アイ』第3話を紹介します!
[内容]
雨村は瑠璃子と関係を持ってしまい、虜になり始めていた。しかし交通事故のもう一人の加害者 木内の詳細を知り様子を見に行く。そこに小塚刑事が現れ、警察もまた岸中が雨村だけを襲った理由が気になっていると言う。
バーで仕事をしているとシリウスの岡部から連絡があって、高級クラブクロリスに木内が来ていることを伝える。仕事を抜けて会いに行くが事故のことについては聞き出せずにいた。
やがて瑠璃子から連絡があり、彼女の待つタワマンへ行く。関係を持った後、意識が戻ると足が固定されている。そして瑠璃子が岸中美菜絵であることが分かるのだった…
[感想]
雨村が交通事故について詳細を知ろうとする一話。
・逃亡する成美
東京湾岸沿いの道で歌いながら歩いている成美。上京してきたきっかけを思い出す。デザインを勉強するために上京したはずが、気づけばキャバクラで仕事。体を触られて涙を流したこともあるという表現には、そういうものなのだと女性の苦労を知る。やっぱり見ず知らずの男に気安く体を触られるというのは嫌なのだなと納得。
そんな成美が雨村と知り合って、それからは幸せまっしぐら。一体、彼女は何を隠しているのか。借金を抱えているだけではなさそうな、重要な秘密を持っていそうな感じ。雨村の事故のことを知っているのか。なぜ逃亡するのか。最終的に江島に捕まっていたけれど、どうなってしまうのか。彼女の存在がどこまで重要なのか?
・過去を解き明かそうとする雨村
雨村は誰がもう一人の加害者だったのかを知りたがる。自分だけ岸中に襲われた理由を知りたがる。岸中美菜絵の死の直接の原因が雨村ではないのに、なぜ自分だけ。そう思うのは自然のように思う。
しかし、だからと言ってもう一人の加害者の身元が分かったら、わざわざ会いにいくだろうか。そこの行動にはやや疑問。ましてはクラブで飲んでいる木内を捕まえて、喚き立てていては、正気を失ったのではないかとさえ感じてしまう。
しかし、実際のところ、一体何が起きたのか、なぜ記憶が飛んだのか、気になるところ。そして自分自身、この小説を読んだのに、結末がどんなだったのかの記憶が飛んでいるから恐ろしい。
・姿を見せた美菜絵
瑠璃子に呼び出されて、喜んで彼女の部屋に向かう。タワマンの40階にある部屋へと向かう雨村はどんな心境なのだろうか。こんな高級マンションに住んでいる瑠璃子とはどんな人物なのか、と考えていたか。
部屋に着くなり、瑠璃子の誘惑にあっさりと負けて、ベッドイン。ところが、それは見事に罠で起きたら片足が縛り付けられている。さらに瑠璃子は、私のことを覚えていない?と言って美菜絵の姿を見せる。
なぜ彼女が生きているのか?本当に生きているのか。となると、ますます自分の記憶も完全に消えていると思ってしまう。一体、どんな展開だったか。
自分の記憶が完全に抜けて落ちているのと同じように雨村の事実を知りたいと感じているのだろうと思う一話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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